noireさんの感想
2012年10月30日
わたし、この本「三大奇書」の一冊と間違えて読んでました。 黒死館殺人事件と間違えて読んでいた…。 一日の出来事をこれだけの量にまとめられるのはすごいです。 そして小見出しごとに読んでいくと、前回の事を振り返ってくれているので、とてもわかり易く読めたため、 「三大奇書・・・?」と思いながら読んでいた前半はよくわからないものになってしまいました。
kiyosiさんの感想
2009年7月20日
新聞記者・古市加十が出会った謎の男。安南王国の皇帝との出会い。皇帝の愛人である鶴子の家に招かれるが・・・。殺害された鶴子。消えた皇帝。一度は逮捕された加十だったが皇帝と間違われ釈放される。加十の上司・幸田がもくろんだ「歌う噴水」の詐欺。泣くはずのなかった噴水が歌った。皇帝の事件を自殺として処理するために捜査にあたる真名古警部。皇帝の持つダイヤの秘密。皇帝を排斥しようとする一派の送りこんだ暗殺者の秘密。噴水の地下にある迷宮に迷い込んだ加十の運命。 2009年7月20日購入
1902年北海道函館市生まれ。本名、阿部正雄。1952年『鈴木主水』で第26回直木賞を受賞。推理小説、ユーモア小説、歴史小説などその作品の幅は広く、「小説の魔術師」「多面体作家」の異名を持つ。代表作に、「湖畔」「黒い手帳」「ハムレット」「無月物語」「母子像」など多数。『キャラコさん』『肌色の月』など映画・ドラマ化作品も多い。1957年没。 「2023年 『あなたも私も』 で使われていた紹介文から引用しています。」