ルーツ 2 (現代教養文庫 972)

制作 : 安岡 章太郎  松田 銑 
  • 社会思想社 (1978年4月発売)
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  • レビュー :5
  • Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784390109727

ルーツ 2 (現代教養文庫 972)の感想・レビュー・書評

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  • 【ルーツ】 アレックス・ヘイリーさん

    時は1750年。アメリカに奴隷制度があった時代。
    西アフリカ・ガンビアのジュフレ村に生まれたクンタ・キンテ。
    彼は17歳になったある日、森に太鼓に使う木を取りに行き
    そこで奴隷商人に捕まってしまった。

    多くの捕らえられた黒人たちと共に奴隷船に乗せられ、アメリカへ
    連れて行かれたクンタ・キンテ。ココから彼の自由を求め続ける
    人生が始まった。

    誇り高いクンタは白人に与えられたトビーという名前を受け入れず
    何度も脱走を企て、ついには足の指先を切り落とされてしまう。

    走ることが出来なくなってもクンタは自由を諦めなかった。
    その頃、同じ屋敷の料理人をしていた黒人女性のベルと知り合い
    彼女との間に一女をもうけ、そしてその娘はキッジーと
    名づけられた。クンタは彼女に白人と黒人の間にある埋めがたい
    差別という溝を教え聞かせるが、自由から突如奴隷へと変わった
    クンタと違い、奴隷の娘として生まれたキッジーにはクンタのいう
    言葉の意味がイマイチわからなかった。

    ベルと結婚しても自由を諦めないクンタと白人に逆らうコトには
    良いことが一つも無いと諦めているベル。ベルは素直に従って
    さえいれば、今の幸せは保証されると信じていた。

    しかし、娘のキッジーが他の白人に売りわたされ彼女の信じていた
    幸せはあっけなく崩れてしまった。

    キッジーが売り渡された先は貧乏白人の家だった。
    彼女はそこで白人のダンナに犯され身ごもってしまう。
    そして、彼女は父クンタが言っていたコトをいまさらながらに
    理解するのだった。

    キッジーはクンタの意志を思いだし、自分の赤子の生まれが
    どんなに卑しかろうと、彼の肌の色がどんなに白かろうと、
    またダンナがどんな名前を押し付けようと、自分は断して
    この子をアフリカ人の孫として育てようと決意したのだった。

    クンタは死ぬまで自由になるコトを諦めず、その誇り高さは
    娘のキッジーに受け継がれ、キッジーの子・ジョージにも
    受け継がれていった。



    わたしが中学生の時にテレビ放映されたアメリカの
    ドキュメンタリードラマ。このドラマは強く印象に残っている。

    自由とは、平等とは、人権とは・・
    この時代、まさに人(黒人)をモノとして捕らえていた。

    こういう時代は二度ときて欲しくない。
    相手の立場に自分の身を置くことが出来れば
    こういうコトは起こりうるはずも無い。

    人さらい(拉致)やストーカー、DVなどを起こす人も
    相手をモノとしてしか見られない人たちなんでしょうね。

     

  • The volume 2. Great. Couldnt wait to read the last volume.

  • 理不尽な描写、展開もあるが、のどかさ、やりがいも同時に描かれている。生きていくとは一筋縄ではないのだ。クンタ・キンテとベル。その娘キッジー。その息子ジョージ。

  • 黒人奴隷のことなぞ、この本を読むまで思ってもみなかった。トムとジェリーにも昔は黒人のお手伝いさんが登場してたよなあ。

  • クンタ・キンテの屈辱的な後半生
    生まれたときから奴隷の子であるキジーの
    奴隷なりに幸せな少女期
    しかし
    やはり奴隷は奴隷
    家畜以下の屈辱的な扱いを受ける

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