死体が多すぎる (現代教養文庫 3002 ミステリ・ボックス 修道士カドフェル・シリーズ)
- 社会思想社 (1991年1月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (356ページ)
- / ISBN・EAN: 9784390130028
感想・レビュー・書評
-
面白かったー!
子供の頃、NHKのドラマか何かで観た記憶があるけど、読むのは初めて。
どんでん返しが好きだな詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
修道士カドフェルシリーズ第2弾。
王位争いの内戦が続く12世紀のイングランド、探偵役は修道院の修道士というミステリ。遥か昔に1〜2冊読んだはずだがすっかり忘れているので、シリーズ中で評判のよいこの作品を読んでみた。
王位争いの戦いの末に陥落したシュールズベリー城。進軍したスティーブン王はこの戦いで捕虜となった者94名を処刑した。しかし埋葬のために出向いたカドフェルは死体が95人分あることに気づく。紛れ込んだ死体の正体は…?
歴史小説、冒険小説としても面白い。追われる娘、隠された財宝、それを狙う怪しい男など、殺人事件よりはそちらの展開の方が派手である。決闘もあり。(この時代の決闘は武器が使えなくなっても手と足と歯でどちらかが死ぬまで戦い、一日続くこともあったという)
殺人事件の方はそうこうするうちに真相が見えてくるのでちょっと都合がいい感じだが、物語として面白かったのでよし。このシリーズけっこう好きかも。 -
修道士カドフェルシリーズを、読み返してしまっている。現代教養文庫版で全巻持っていたのだが、人に貸して行方不明なのがたぶん何冊かあるので、この機会に揃え直そうかな。
-
修道士カドフェル・シリーズ2冊目
-
k_112: 再読。大好きな修道士カドフェル・シリーズの二作め。久々に読んでみたら、なぜかうるっときてしまった。以前はそんなことはなかったと思うんだけど。やっぱり好きだなあ。