兄の殺人者 (現代教養文庫―ミステリ・ボックス)

制作 : D.M. Devine  野中 千恵子 
  • 社会思想社 (1994年1月1日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (318ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784390130417

兄の殺人者 (現代教養文庫―ミステリ・ボックス)の感想・レビュー・書評

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  • D・Mディヴァイン の本は「紙片は告発する」 が 面白かったので これも図書館で取り寄せた。処女作とはいえ、読み応えがあった。

    主人公サイモンは、兄のオリバーに夜遅く電話で呼び出され、不審に思いながら、共同のオフィスにたどり着くと、兄は既に殺されていた。

    オリバーが恐喝していた証拠が見つかり、サイモンの知人が逮捕され、兄の名誉回復のため、知人の疑いを晴らすため、サイモンは真犯人探しに乗り出す。

    オフィス内で起きた殺人なので、内部の関係者の犯行とすれば、犯人は、自分が事件の日以降も素知らぬふりで仕事できる図太い性格に違いなかった。

    余談だが「紙片は告発する」の時には消去法で、根拠ないまま、この人はシロだと思う人がいた。今回もまず、一番にサイモンがこの人は違うだろうと見た人がいた。 思わぬ人が犯人とは、そう言う意味なのだろう。

    今回は、この人疑われてないみたいだけど、この人が犯人とかないよね?とは思った。でも根拠というか経緯に繋がらないし、一番に疑われてるのファーガスンだし、被害者の妻も怪しい?とか考えながら読み進むと、いろいろ、情事とか、ファーガスンの娘とか、センシティブな情報がつぎつぎ現れて。
    疑惑の塊のファーガスン殺されたら、また振り出しと思ったら、証人出て来てしゃべるわ。それに、最初だったかどこでだったか、安全弁なんて言葉が出て来てたし、ああそう言う事かって、わかった。アガサクリスティーが「極めて面白い犯罪小説」と称賛したとは、妙に納得した。

    2017.09.08読了





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