- Amazon.co.jp ・本 (210ページ)
- / ISBN・EAN: 9784391119343
感想・レビュー・書評
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読み終わったのが遥か昔なので具体的な内容は覚えてませんが、皆さんのレビューを見る限り、「日々の生活をいかに楽しむか」という内容だったと再認識。
今現在、無意識にそういう生活を心がけていられるのはこの本のおかげなのかも。
決してアーティスティックではないにしろ笑
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毎日の生活をどれだけ楽しめているだろうか?
どれだけ楽しもうとしているだろうか?
そもそも生活が楽しめるという発想を持ってていただろうか?
僕は石積みをする。外に落ちている石をあつめて、それを上に乗せていく遊びだ。
どんな大きさだろうが、どんな形だろうが、どの石もその石全体の重さの中心、つまりは重心がある。下の石の重心の上に、新しい石の重心を置く。石の大きさや形をみてバランスを取りながら。そしてまた新しい石を置く。積めそうにないような形の石でも重心をしっかりととらえれば積めてしまうのが面白い。そして集中力が必要となる。
目の前の石に集中する。目の前の石の形がよく見え始める。どれひとつとっても同じ形はなく、それぞれがユニーク。触った感じも暖かったり、冷たかったり、ざらざらしたりと面白い。それらの石をどこにどういう風に置いてやろうかと考えながら石を積んでいくとあっという間に時間が経っていく。
子供の頃に感じられていた何か。それを石積みの時には感じることができると思っている。全力で五感でものをとらえ、そして想像がどんどんと広がっていく感じ。生活の中でそういった経験を日常茶飯事ですることができた。いろんなものを感じながら、いろんなことが見えていた。
次第に、そしてある日を境にまったくそういったことなくなってしまった。仕事をし始めたタイミングからだと思う。仕事が生活の中心となった日からだろう。生活は仕事のためのものになってしまい、仕事に没頭すればするほど、生活はより仕事がうまく進む
ためにどうあるべきかというものになってっしまっていた。もっと深く、広く、楽しめるはずなのに。
ワークライフバランスというのは、毎日の生活を楽しめるくらいに、仕事を楽しめるくらいでやっていこうということなのかもしれない。
目の前の生活をもっと楽しもう。 -
ほんとのおしゃれは、肩肘張らないこだわりなのかも。ふむふむと読んじゃいます。
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本のあちこちに楽しく生活するヒントが隠されていて、もう何度も読んだ。また元気になった。生活はルーティンワークではなく、夢を現実にしていけるワークショップ!
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これから繰り返し読んで身に付けていきたい。
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-何を着るのかよりも、どんなふうに着こなすかを工夫できる人。ささいな日常に意味をもたせることができたら、その人は生活の達人といえるでしょう-
パトリスジュリアンが明治学院大学の近所でやっていたレストラン「サルトル・フランセ・デ・ザール」は、90年代半ば、人の紹介がないと予約できず、隠れた名店でした。10年以上たっても、あのレストランの空気を心の中で再現できます!他のどの店とも違ったから・・・。「生活はアート」に書かれていることを実践すると、周囲の空気がこんなにも豊になるんだ、と感心したものです。忙しい日々、面倒なことやささいなことに心を費やすと、人生が何倍も楽しくなる、ということを教えてくれる名エッセイ。 -
パトリス・ジュリアン氏のフランス風暮らしかたエッセイ。
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パトリスジュリアンさんの本。
この本、誰に貸してもなかなか返してくれない人気者。
生活を改めて考えるきっかけになりました。「生活はアート」って言えることがカッコイイ。