- Amazon.co.jp ・本 (95ページ)
- / ISBN・EAN: 9784391130782
感想・レビュー・書評
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写真が素敵。素敵過ぎてズルい。
「こんな暮らしがしたーい」って思っちゃう。
でも自分は知らない人のお古はあんまり気分良くないんだよな。
でもそういえば母が木彫を施したスパイストレー(?)が棚の奥にあったぞ。
ということで引っ張り出して乾物ビンを並べてみた。
なかなか良い。
手縫いのランチョンマットもいいな。縁がボロボロでも気に入って使ってれば他人に文句言われる筋合いは無いもんね。
(他の本では読んだことのない)「同居人」さんとの話も書かれていてちょっぴりほろりと来た。 -
節約は我慢することじゃなくて、自分が譲れないものを突き詰めて突き詰めて、そしてその実現のためにどうやって無駄を省くか、限られた資源(資産?)でどうやったらそれを最大限得ることが出来るのかを追求する生き方なんだね。
無駄なものに振り回されすぎて、やりたいこと欲しいものが曖昧になっているから満足出来ないんだね。
ここで紹介されている具体例やらレシピは筆者の生き方から生まれたものだから、真似をするんじゃなくて自分だったらどうしたいのかを考えないとね。 -
昭和の台所、インパクトある。和むし、この台所を使っている家族の生活をつい妄想してしまう。我々の世代の原風景だなあ。
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題名に惹かれて読んでみた。
読んだら、期待はずれな一冊だった。勿論、良い意味で。
著者のお家、家具やら料理やらの紹介。その中から出てくる色々なエピソード。
<以下抜粋>
『「知恵」と「工夫」と「実践力」、これがすり減らん生き方のコツ
なんですね。たった 一度の 人生 ですぞ。』
『家って住む人の暮らしぶりに応じて進化してゆかんと使いにくい
ものになっちまうんですね。』
『人はどうしてこうもたくさんの物を買うんじゃろう?家の中は物
だらけではないかのう。あふれかえる物のために家を増築するなんち、
アンタは「物」の使用人ですかあ?物は家をしばるとですね。どうやら
物をドンドン買う人って、暮らしを、生活を買うとるようですなあ。
あたしゃ暮らしは買うもんでなく、作るもんじゃと思っとるんですよ。』
『ゴミ→処分→ゴミの減量という図式ではなく、ゴミ→売る→そのため
の技術を開発という図式に行こうすべきなんですね。』
最近よくある、アイディア本ではなく、昔ながらの生活を紹介する本
でもなく、ただただ著者の生活ぶりを綴っている本。素で、ずっと
ずっとこの形で生活してきたのが伺えるから、素敵だなぁ、と素直に思う。
自分も、残りの人生(いつまでか?!)、物に頼らず、工夫を楽しみ
ながら生活していければ。著者のように生き急ぐことは出来ないけれど。 -
19 NOV 2008 4時間
R25から。生活のアイディアはいくつか得たが何にせよ説教臭い。怒られる必要のない読者まで怒られた気になってしまう。どうせならもっと気分よくなる本を読みたい。 -
【これから本】
今の大量消費生活を、
なんだか磨り減りながら生きてる生活を、
一回、ゆっくり見直す必要があるのかも…。 -
すごくよくわかる。家に対する思いも食に対するものも。
生きることは、こうやって頭を使うことです。ただ、あるものを受け入れることじゃなくてね。
魚柄さんの本の中では上品な仕上がり。写真のおかげかな〜