ピンチを「味方にする」スイッチ

著者 :
  • 主婦と生活社
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本棚登録 : 112
感想 : 24
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  • Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784391141542

作品紹介・あらすじ

学校生活、受験、就職、仕事…子どもの「つまずき」に焦らない!人生の「よどみ」にハマらない!尾木ママと一緒に考える、ピンチや挫折との上手なつきあい方。

感想・レビュー・書評

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  • R4.3.25 読了。

     穏やかで優しい笑顔の尾木ママにも、受験や人間関係で悩んだり、挫折をした過去があったんですね。
    こんな素敵な一文がありました。
    『人生を歩むとき、何をもって「成功した」というのかは人それぞれですけれど、ボクは、転んでもつまづいてもボロボロになっても、最後の最後に笑っていられたらそれが成功なんじゃないかな、と思うんですね。どんなピンチも味方に付ければきっと最後には笑えます。笑えた瞬間ピンチは過程に変わります。…(中略)だからボクはこう思うの。ピンチも失敗も挫折も遠回りも、全部、素敵な人生を送るために必要なスイッチだったんだって。』。

     自分の学生時代に尾木先生のような先生に出会いたかったなあ。

    ・「人とのつながりは本当にかけがえのないものだなあ。」
    ・「いじめは許されない事なんだよ。」
    ・「いじめをする人はとても卑怯なんだよ。」
    ・「世の中には、いろいろな考え方や物の見方を持った人がいる。」
    ・「自分が相手を認める。」

  • 意外にも尾木さんは喧嘩っ早い。
    正義感が強いのです。

    たくさんの挫折や失敗、遠回りをしてきた方が
    教育界を代表するかたちでメディアに登場することは
    頼もしいことです。

    本書のコトバが優しくて“尾木ママ”に慰められながら読みました。
    パチンパチンとスイッチの切り替え上手になります!!

  • とても読みやすかったです。「尾木ママ」になるまでの過程に、これほどまでの挫折があったとは…。大事なのは、心のスイッチの切り替えと自分を支えてくれる人たちですね。

  • ユーモア満載で読んでいると気持ちが楽になる一冊
    哲学や本が好きな方に是非オススメしたい内容
    「ピンチはチャンス」

  • 初っ端の14ページに日本語がおかしい文章があって、校正漏れなのかなと思って残念でした。各章のまとめにけっこう心に刺さる言葉が書かれている。今まで苦労されているのだということが分かった。この文体はキャラ付けのための編集者からのアドバイスがあったのかな?などと想像した。たしかに語っているみたいな感じだけれど、普通の文体の方が良いのにと思ったのでした。

  • 気軽に読めます。なるほどと思う気付きがいくつかありました。

  • 尾木ママの生い立ち。頑固な面もあったし、挫折もいっぱいあったんやなぁって思った。

  • 挫折も楽しんで、自分の信念を貫くこと!

  • 尾木ママの挫折経験を詳しく書いた本。ジャケットは昼下がりの散歩をイメージしたらしく、内容もそんな緩い感じ。

  • 尾木ママ、若い頃からこんなに失敗があったとは!

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著者プロフィール

教育評論家、法政大学教職課程センター長・教授、臨床教育研究所「虹」所長。
1947年滋賀県生まれ。早稲田大学卒業後、海城高校や公立中学校などで教師として22年間、ユニークな教育実践を展開。現在、「尾木ママ」の愛称で親しまれる。
著書『いじめ問題とどう向き合うか』『子どもの危機をどう見るか』(以上、岩波書店)『新・学歴社会がはじまる』『日本人はどこまでバカになるのか』『子どもが自立する学校』(編著、以上、青灯社)『尾木ママの「叱らない」子育て論』(主婦と生活社)『尾木ママの子どもの気持ちが「わかる」すごいコツ』(日本図書センター)ほか多数。

「2013年 『おぎ・もぎ対談 「個」育て論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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