中学受験を9割成功に導く「母親力」

著者 :
  • 主婦と生活社
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  • Amazon.co.jp ・本 (191ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784391146318

作品紹介・あらすじ

中学受験本番までの長い期間、順風満帆の航海を続けられることはまれ。子どもたちは様々な試練の荒波に翻弄されます。成績が伸び悩む、急落する、不安にかられる、踏ん張りがきかなくなる……その状況を、小学生ひとりに負わせるのは酷。そんな時こそ、いつもそばにいる親の出番です。
本書は、中学受験における親の役割という視点から、「いかに精神的に安定した状態で受験に臨ませるか」「学習効率を上げて成績アップさせるために親は何をすべきか」を、具体的に解説します。著者は、開成中・高~東大と、一見、順調なエリート街道を通ってきたようでいて、一時は遊興に耽り、退学寸前の大事件を起こし、浪人、留年も経験しています。そんな中でも、いざとうときに好成績をたたき出す独自の学習法を創出。また、現在は塾経営者として、最前線で多くの生徒に触れると同時に、成功する親の関わり方、失敗する関わり方を見てきました。そんなリアルな実体験から得たノウハウだからこそ、真に役立つ、生きた情報なのです。

《本書の内容》
第1章:正しい「母親力」を発揮するための心構えとは
(1)「無関心」以上に問題な「過干渉」
(2)子どもを誰かと比べるのはNG
(3)「母親力」の理想形は適度な放任主義
(4)受験の目的を一緒に考える
(5)急所で発揮する絶妙な「父親力」
(6)よい精神状態で勉強させる
(7)一緒になって落ち込まない。

第2章:子どもの受験を成功させる「母親力」とは何か
5人の現役塾講師が語る体験談

第3章:子どもの理解力を飛躍的に高める「繁田式記憶術」のコツ
(1)伸び悩みの本質に気づく
(2)正しい理解度に導く
(3)覚え方を教える
(4)覚え方の工夫を促す
(5)クイズを楽しむ
(6)イメージを膨らませる
(7)集中力を育てる

第4章:短時間で得点力をアップさせる「繁田式勉強法」のコツ
(1)まちがいを管理する
(2)失点の原因を認識する
(3)悲しい失点を防ぐ
(4)覚えるまでやらせきる
(5)正しい復習法を教える
(6)スケジュールを管理する
(7)計画を修正する
(8)過去問に振り回されない

第5章:母親力は「基本調味料」、父親力は「スパイス」
開成番長・繁田の両親が語る繁田の中学受験

感想・レビュー・書評

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  • 著者の自慢では? という部分もあるけれども、役に立つ部分もある。
    けれども、ごくごく当たり前のことが多いかも。

  • 中学受験というより最近の勉強メソッドのトレンドってどんななんだろうと気になり読んだ本。

    かくいう私は、くも○式やら進○ゼミやらが苦手。
    いまもそう。子供にもやらせたいと思わない。
    勉強の方法論は自分でトライ&エラーして身につける方が楽しいし身になると思うのよ。
    下手に解き方だけわかっちゃう方が後々厄介。
    教科書には書いてない「なんでなんだろう」を考えられるほうが人生楽しめるはず。

    という塾そのものにやや後ろ向きの気持ちで読んでみたけど、
    親は放任しすぎも過干渉でもいけない、とかは納得。
    あと合格に向けた勉強プランの練り方やプロセスとか、これってまさに仕事でやってることそのものだよね。
    PDCAサイクルとか。
    そういう合理性の見える勉強メソッドには好感度大でした◎

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著者プロフィール

個別指導塾テスティー塾長
「スタディサプリ」小学算数講師

開成中・高、東京大学経済学部卒。
小学生時代はSAPIXで3年連続1位の成績を獲得し、開成、筑駒、灘、慶應中等部に合格。開成時代は独自の超短期集中型勉強法で学年トップの成績を取るも、ヤンチャな遊びが高じて退学寸前に。学年一の有名人となる。
東大進学後に目標を見失い、スロットにはまって3回留年。回り道をした反省から2006年、個別指導塾TESTEA(テスティー)を創業。TESTEAの由来はTESTでE判定からA判定。可能性を信じどんな子どもでも受け入れる、大手塾ではできないオーダーメイドの指導を展開。自身の勉強法から編み出したメソッドをベースに、暗記や理解が苦手だった子を次々に開眼させ、自己肯定感を高めている。
累計3800人以上を指導し、御三家をはじめとする難関校に多数の逆転合格者を輩出。経験に裏打ちされた高い指導力と温かみあふれる人間的魅力で、生徒・保護者から厚い信頼を得ている通称「開成番長」。

「2023年 『中学受験で「合格する子」と「失敗する子」の習慣』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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