- Amazon.co.jp ・本 (245ページ)
- / ISBN・EAN: 9784391146561
作品紹介・あらすじ
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「腸内フローラ」ブームを巻き起こした
話題沸騰のNHKスペシャル、ついに書籍化!
ダイエット、美容、糖尿病、うつ、アレルギー……
あらゆるものが「腸内フローラ」に影響されていた!?
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肥満を防いでくれる腸内細菌の“エサ”ってなに?
お肌を“若返らせる”腸内細菌は○○が大好物!
アレルギーを改善してくれる腸内細菌はどうやったら増える?
糖尿病は腸内細菌パワーで改善できる?
なんで腸の細菌が私たちの健康を大きく左右するの?
日本人にだけいる腸内細菌ってどういう細菌?
“理想の腸内フローラ”ってどういうもの?
日々の暮らしに役立つお得情報から
私たちと細菌の深~い関係まで、
腸内フローラを徹底解説!
【目次より】
第1章 「腸内フローラ」で、やせる! 若返る! 病気を防ぐ!
〈真実1〉腸内フローラしだいで“やせ”にも“肥満”にもなる?
〈真実2〉糖尿病は“腸内フローラに効く薬”で治せる?
〈真実3〉腸内細菌が作る物質「エクオール」は、肌を“若返らせる”?
〈真実4〉腸内細菌には、がんを“防ぐ菌”と“引き起こす菌”、どちらもいる?
〈真実5〉腸内細菌が“謎の動脈硬化”を引き起こす?
〈真実6〉花粉症やアトピーなどのアレルギーを腸内細菌が防いでくれる?
〈真実7〉腸から細菌の毒素が“漏れる”と万病のもとになる?
第2章 「腸内フローラ」で、心を守る! 脳を助ける!
〈真実8〉あなたの性格はあなたの腸内フローラが決めている?
〈真実9〉腸内細菌が脳に“話しかける”ことで、うつ症状が改善する?
〈真実10〉自閉症も腸内細菌によって引き起こされている?
第3章 「腸内フローラ」と「人体」の不思議な関係
腸内フローラの大切なことを、コアラが教えてくれる!?
すべての生き物が、腸内細菌と共に生き、共に進化してきた
腸内フローラは5歳までに決まる!?
日本人にだけ、海藻を消化する腸内細菌が住んでいるワケ
私たちはどの腸内細菌を住み着かせるかチョイスしている
取材班の空想――恐竜の時代まで遡り、共進化の秘密に迫る
ほか
第4章 “理想の腸内フローラ”を求めて
病気の人と健康な人、腸内フローラはどう違う?
大便を“移植する”衝撃の治療法「便微生物移植」
「善玉菌がいれば、健康な腸内フローラ」とは言えない!
“理想の腸内フローラを持つ人”の便を移植すれば……?
短鎖脂肪酸を作る“細菌のドリームチーム”を発見!
腸内細菌研究の未来は日本が牽引する
ほか
コラム
禁煙すると太るのは、腸内細菌のせい!?
「時差ボケ」した腸内細菌は、太りやすくなる!?
ヨーグルト菌は腸に住み着く? 住み着かない?
感想・レビュー・書評
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腸内フローラを良くすると、痩せるし、若返るし、病気を防ぐし、良いことづくし!
もともと子供のアレルギーのためにと思って読んでみたけど、腸内フローラ凄すぎる。
小児科の先生に砂糖はダメとか野菜をたくさん食べなさいとは言われていたけど、こういうことだったのかと府に落ちました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
なるほどと思ったのは、エクオールを作る腸内細菌を持つ人の割合は日本や韓国など大豆を多く食べる国ではおよそ二人に一人。欧米人にはほぼいないということでアメリカでは大豆を食べることをあまり推奨されていない、と聞いたことがあったので納得しました。
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腸内フローラがこんなにも人間に影響を及ぼしていると思うと、毎日ラーメン食べてちゃいかーん!と思うけど、やめられない。
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今さら感ありつつ、腸内フローラ完読。
新しい科学の話でありながら、体験的に思い当たるところがある話。
・快便だと肌の調子がいい
・夕食を腹八分目にすると寝つきも寝起きもいい
・和食だと胸焼けしない
…みたいな。このあたりは自分の腸の調子がよいってことなのね、ガッテンガッテン。
こういうのを知ると、NHKってすごいわ。みたいな気に少しなります。受信料は高すぎるが… -
腸内フローラの性質とかどれだけ腸内細菌が医療に革命をもたらしうるかという研究的なことはわかるけど、我々がじゃあどうすれば良いのかなどはイマイチ分からず、だから何?ってなりかねない。
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とてもわかりやすく、興味を持って読むことができた。少し大げさに描かれる傾向はあるが、重要なポイントをしっかり主張しているので頭に入って来やすかった。
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健康食品が合うひと合わない人がいる理由がよく分かる。
というかその地元の古来からの食事をするのが一番。 -
腸内フローラのマネジメントが何故必要なのか、何故直接的に改善する術がまだ無いのかなどが詳しくわかる。間違ってもとりあえず何をしたらいいのかをすぐに知りたい人向けの本では無い。
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エビデンスベースでとてもまとめられていたが、テレビ番組を文章でおこした感があるため、物語調な部分が多く必要な情報だけ素早く欲しい時に少し煩わしかったが、それは読み手次第。
著者プロフィール
NHKスペシャル取材班の作品





