しつけない道徳

著者 :
  • 主婦と生活社
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本棚登録 : 15
レビュー : 3
  • Amazon.co.jp ・本 (159ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784391148961

作品紹介・あらすじ

子どもや未成年による重大な犯罪やいじめ事件が取りざたされ、社会問題になりつつある昨今。のみならず、SNSをはじめ、子どもを取り巻く環境がこれまでにないスピードで大きく変わる中、「ひとりの人として、どうキチンと生きるか?」「人として、正しい道とはなにか?」「そのために、どう大人になっていくか?」……つまり子どもの道徳教育が学校でも、家庭でも問われるようになってきています。
でも、そんな中で、「どうやって子どもを導けばいいのか……」迷ったりとまどったりしているパパやママが増えています。しつけのつもりが、体罰や虐待になってしまうことも少なくありません。
そんな、変化の大きな新しい時代の道徳とは、道徳の伝え方とはいったい何でしょう?
「他人の命を大切に扱える社会」「人生を大事にできる子ども」を育てる新しい道徳を、教育評論家・尾木ママと一緒に考えましょう。

感想・レビュー・書評

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  • 支援センターの先生からオススメしていただいてお借りした本。

    尾木ママの著書は初めて読んだ。
    尾木ママの出演している番組はあまり見ていなかったけど、この方がああいう話し方をするのは内面に抱える激しさを優しく包んで人と関わる為なのかなと感じた。

    道徳には矛盾がある。
    子どもに何故?と聞かれると大人(というか私)は正しい答えを教えなきゃと固く考えてしまうけど、一緒に何故なのか考えてあげられる母になりたい。

    ただ、実際のニュースを取り上げてコメントもされているけれど、そこは踏み込まなくても良かったかなと思う。

  • 「道徳」は時代や文化によって多様である。
    可変的な性質の強い「道徳」を科目に設定し,成績評価するのはいかがなものか,と問題を投げかけている。

    本文は,尾木先生の語り口調で書かれている(尾木ママの口調)。
    内容と直接関係するのではないが,
    僕は尾木先生に,戦う教育家というイメージをもっている。なので,この内容を「尾木ママ以前の切れ味ある文章」で読みたいと思った。

  • サルトルは「人間は、他者のまなざしによって、その対象として自分が存在する」と説いています(p52)。匿名の攻撃には、匿名である発信者には、他者のまなざしがない。他者との関係の中で本来は起こりえる抑制が利かない。受け止める方も適当に受け流すことが必要かもしれないとありました。

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プロフィール

一九四七年滋賀県生まれ。教育評論家、法政大学特任教授。早稲田大学卒業後、私立海城高校、東京都公立中学校教師として、二十二年間ユニークな教育を実践。二〇〇三年に法政大学キャリアデザイン学部教授に就任。一二年から法政大学教職課程センター長・教授を歴任。主宰する臨床教育研究所「虹」では、所長として子育てと教育、いじめ問題など現場に密着した調査・研究に取り組む。著書は二〇〇冊を超える。「尾木ママ」の愛称で講演活動、メディア出演など幅広く活躍中。

「2018年 『尾木ママの孫に愛される方法』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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