衝撃的においしい鶏むねレシピ

  • 主婦と生活社 (2023年12月1日発売)
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  • 本 ・本 (96ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784391160734

作品紹介・あらすじ

鶏むね肉はパサパサして味気ないけど、安いしローカロリーだから食べる……といった人に、食べてビックリ!衝撃的においしい鶏むね料理を紹介する1冊です。
著者は長年銀座の料理教室で校長を務め、現在米国カリフォルニア州在住の料理研究家・中村奈津子先生。一般に欧米では、もも肉よりむね肉のほうが人気が高く、上品な味わいが評価されています。疲労回復・ストレス解消に効果がある鶏むね肉と新鮮な野菜を組み合わせて、ほかのお肉よりもおいしく食べる習慣が根付いているそう。そんな最高においしい鶏むね肉レシピを、本書で約80品紹介しています。
むね肉料理は世界中に多く、アメリカにもチキンナゲットやケイジャンチキン、サラダチキンなど有名なものが多数。本書ではもちろんこれらも掲載していますし、むね肉の淡白な味わいは、和食、中華、エスニックどんな味つけにもよく合ので、チーズや卵などを合わせて味に深みを与えたり、香味野菜でアクセントをつけたメニューも紹介。
カリフォルニアに住んだ影響で、MLB・エンゼルスの大谷翔平選手の試合観戦にも熱が入り、大谷さんはじめアスリートにおすすめの高たんぱく・低脂肪のメニューもこの本で提案しています。カリフォルニアで人気のチキンブランチも!
鶏もも肉派が鶏むね肉派に変わるほどの絶品レシピの数々を、ぜひご家庭で。

感想・レビュー・書評

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  • ずいぶん自信過剰なタイトルだな、と見た時思ったのですが本格的なレシピに入る前の「鶏むね肉をおいしくするコツ」という出だしの解説を読み納得。
    つまり、料理に入る前の下ごしらえに一手間かけて鶏むね肉をよりレシピにあった美味しい食べ方ができるようにする手順が書かれてあるのです。なるほど。

    本書の一番メインになる下ごしらえはブライン液につける方法でしょう。
    自分はサラダチキンを作る時にブライン液を作るので、普段鶏むねを使うときにも応用すると知ってとても納得しました。確かにこのやりかたならしっとりした鶏むね肉で料理が仕上がるでしょう。
    単なるチキンステーキにしたとしてもジューシーに仕上がるに違いないです。

    少数派でしょうけど自分は実は鶏むね肉のパサパサした感じが嫌いではない、というかむしろ、口いっぱいに噛み締めてパサパサがぎゅっと喉に詰まるのが「肉食べてる!」という体感で、子供の頃から好きなのです。共感が得られたことがほぼないですけども。
    なのであんまり本書の「ここはブライン液ごしらえしたのを使ってね」は自分にはあんまり響かなかった。けれどもほとんどの方はその下ごしらえで仕上げたレシピにとても満足するでしょう。

    レシピ自体はそんなにすごく目新しいというのはないです。ただ「鶏むね肉をおいしくするコツ」に従って作ると多分より美味しくできるレシピが選ばれているというのはわかります。

    よだれ鶏とかヤンニョムチキンのようなちょっと流行り感のあるレシピがあるのが今風でしょうか。
    和洋中揃っていて作りがいあるレシピが多いです。

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著者プロフィール

料理研究家。銀座で50年続く料理教室、田中伶子クッキングスクールの2代目校長。日本女子大食物学科卒業後、NYのニュースクール、フィレンツェのラ・フォールアカデミーで学び、夫の駐在で香港、NYでも各国料理を習得。料理教室運営のほか、企業との商品開発アドバイスやテレビ番組のグルメコーナーでも活躍。著書に『ミックスサラダ』『きちんと切ると料理はもっとおいしい』(主婦と生活社)、田中伶子との共著に『本当に作りたい料理、ぜんぶ。』(講談社)がある。

「2021年 『銀座で50年続く予約2年待ちの料理教室 一生使えるレシピ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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