破ると怖い海の6つのルール 繰り返す夏の戦慄【闇】体験 (「怖い場所」超短編シリーズ)

  • 主婦と生活社 (2024年7月19日発売)
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  • 本 ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784391162516

作品紹介・あらすじ

戦慄の【闇】体験!
「怖い場所」超短編小説シリーズがスタート!

2022年映画化『カラダ探し』の著者・ウェルザード最新作!
ある海水浴場に言い伝えられる、海辺の村の忌まわしい記憶を連作小説化!

 私の故郷にある海水浴場には、子どもの頃から教えられた「海のルール」がある。

●海に落ちている物は拾ってはいけない。
●雨の日に海に行ってはいけない。
●雨の日に溺れている人を助けてはいけない。
●お盆になったら泳いではいけない。
●夜の海で誰かに呼ばれたらすぐ逃げろ。
●もしも血が出たら海の中に入るな。

 恐らくどれも海難事故や不慮の事故を防ぐために、昔から伝えられている迷信のようなものなのだろうと、物心がつくまで気にも留めずに過ごしていた。
 そう、高校二年の夏の終わり、私の友人が海で拾った指輪がきっかけで、不可解な死を遂げるまでは……。

 本書は、2022年に映画化された『カラダ探し』の原作者ウェルザード氏による書き下ろし作品。全11話からなる戦慄の連作小説には、それぞれ、どこの海水浴場でも見かけたことのあるような、でも、よく読むとその根拠が不明な「海の決まりごと」が掲げられている。

 主人公である「私」は、幼い頃の故郷の海の記憶とともに、やがて、そのルールにまつわる忌まわしい事件を思い出していく……。
 6つの海のルールに隠された謎、果たして、そのルールを守らねばならない本当の理由とは? 著者渾身の最新作。ぜひ本書の不気味な闇体験を味わってみてください。

1章 その落し物は誰の物ですか?
2章 雨の日は見えないものが見えるものだ
3章 海から来るもの
4章 夏に会った女の子
5章 暗闇の中の人
6章 落雷に注意してください
7章 お盆になったら泳いではいけない
8章 海に血を与えてはいけないのだ
9章 その穴から始まった
10章 穴と結界
11章 ミカイジ様

<カバー装画イラストレーター>
John Kafka(ジョン カフカ)
韓国出身&在住のカリスマイラストレーター。本人Xフォロワー数は、30万人以上。
Ado 公式YouTube動画 「【Ado】Blue Flame cover」イラスト担当。

著者プロフィール

福井県大飯郡高浜町在住。11月2日生まれ。代表作は『カラダ探し』(スターツ出版)。生まれ育った町で、作家活動以外にも創作活動を行っている。

「2023年 『絶命教室 怪人ミラーとの恐怖のゲーム』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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