お坊さんのための「仏教入門」

  • 18人登録
  • 3.60評価
    • (1)
    • (2)
    • (1)
    • (1)
    • (0)
  • 2レビュー
著者 : 正木晃
  • 春秋社 (2013年1月21日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (214ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784393106129

作品紹介

お坊さんが仏教のことを知らない?葬儀や先祖供養は必要か、お墓はいるのか、霊魂は実在するか、浄土はどこにあるのか、脳死は人の死か、お寺の公益性とは何かなど、お坊さんが答えにつまるような難問に回答のヒントを示唆し、お坊さんを応援する異色の仏教入門書。

お坊さんのための「仏教入門」の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • 仏教を「思想」「哲学」という観点から捉えることを否定し、実感と生活感を伴った「信仰」「宗教」(非科学的・不合理なものをも包含するもの)として捉える。

    そして、日本に根付いた「日本仏教」に対して肯定的であり、根本仏教・原始仏教やテーラワーダ仏教を純粋なものとしてあがめる傾向に注意を促す。

    具体的には、ゴーダマ・ブッダが、必ずしも呪術を否定していなかったこと、出家主義の採用、生産活動の否定及び在家の葬儀への不関与という方針は、当時のカースト制度によるやむを得ない選択であったことなどを指摘する。

    また、東日本大震災に関連して、仏教の僧侶に対し、「鎮魂」の役割が求められているとも指摘する。

    日本の仏教に肯定的であり、日本の仏教への批判への応答に多くを割いているため、「入門」と言いつつも、何をもって「仏教」というのかについては、あまり詳細に述べられていない。
    それが、「お坊さんのための」という題名の意味なのかも知れない。

  • お坊さんのためと書いてるけど、一般人の私が読んでも面白かった。
    仏教界の裏話的なことが満載感たっぷりで興味深かった。

    正木さんの他の本も読みたくなった。

全2件中 1 - 2件を表示

お坊さんのための「仏教入門」のその他の作品

正木晃の作品

お坊さんのための「仏教入門」はこんな本です

ツイートする