『成唯識論』を読む (新・興福寺仏教文化講座 7)

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  • 春秋社
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  • Amazon.co.jp ・本 (564ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784393112748

作品紹介・あらすじ

我法二空を覚らせ、煩悩障と所知障を断じて涅槃と菩提を実現させる、法相宗の唯識教学。その根本聖典である仏教哲学の結晶『成唯識論』の思想体系の流れを、わかりやすく講義。

感想・レビュー・書評

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  • 2011.10.09
    今日は長安で朝から三蔵法師さんから唯識を学んでいます。

    2011.09.21
    〇唯識はぜんぶ自分(因)だから外部条件(縁)ってないのでは?
    確かに、唯識は種子と現行(現象=事)で構成された識だけと考えるので、外縁はありません。でも、八識が相互にはたらきあっていて、種子と現行(因)に影響を与えています。八識の相互作用を「展転力」といいいます。これが唯識の縁です。

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著者プロフィール

筑波大学名誉教授、東洋大学名誉教授。1948 年東京生まれ。東京大学文学部印度哲学科卒業。文化庁宗務課専門職員、三重大学助教授、筑波大学教授、東洋大学教授を経て、東洋大学学長。2020 年 3 月に退職。専攻は仏教学・宗教哲学。唯識思想研究で博士(文学)。著書多数。
2015 年には「NHKこころの時代~宗教・人生~」で、『日本仏教のあゆみ 信と行こころの時代』講師を務めた。

「2023年 『NHK宗教の時間 鈴木大拙 願行に生きる 上』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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