インド宇宙誌: 宇宙の形状宇宙の発生

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  • 春秋社
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  • Amazon.co.jp ・本 (270ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784393132326

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  • ヒンドゥー教はウパニシャッドがなしとげた脱擬人化に反する方向をとった。すなわちヒンドゥー教には宇宙の根本実在として二大格神ヴィシュヌとシヴァが登場する。
    曼荼羅とは仏の世界を幾何学的構成で表わしたものである。
    5チャクラが地、水、火、風、空にたとえられるとき、クンダリニーの上昇に伴って宇宙と同じ消滅のプロセスをたどる。オームはAUMという3つの音から成り、オームの中に宇宙の創造、維持、破壊が集約されている。

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著者プロフィール

1936年生まれ。1959年、東京大学教養学部卒、同大学大学院で印度哲学を専攻。1963~64年、パリ大学に留学、印度哲学を研究。現在、東海大学名誉教授。

「2023年 『須弥山と極楽 仏教の宇宙観』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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