- Amazon.co.jp ・本 (225ページ)
- / ISBN・EAN: 9784393133835
感想・レビュー・書評
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私にとって本書で2冊目の猊下の書籍です。
普段のインタビュ記事、最初に拝見した書籍、そして本書。
いつでも、どこでも常に同じ思想を発信されていることが分かりました。
本書はその書名の通り、教えの具体的な実践に多くが割かれていますが、根本は同じです。
ですので、基本的な感想も同じでした。
・とてもわかり易い言葉
・日本人にとても親和性が良い
・わかり易い言葉と親和性の良さからか、素直に私の中に入って来る
・決して難しいことを言うのではなく、日本人にとってはある意味当たり前のことばかり
・しかしながら、否、それ故に、その教えは深く、到達すべき最終地点はあまりにも高い。
そしてまた、現在のチベットにおける現実を鑑みるとき、
・当事者がそれでもなお、これだけの言葉を紡ぎ、実践できるのはなぜか
・本当に正しい道なのか
ということを考えざるを得ません。
そして、恥ずかしい自分をも認めながらも、進んでいきたい。
その想いもまた変わらないものとなりつつあります。
【本書抜粋 ダライ・ラマ十四世】
あなたは他のすべての人々と同様に幸せになる資格がありますが、違いはあなたが一人であるのに対して、他者は多数だということです。
一人の人間の幸せを失うことは重要なことですが、多くの他の人々の幸せを失うことほどに重大ではありません。
【本書抜粋 ダライ・ラマ十四世】
人類への慈悲と愛という観点から、国家と国家の間、あるいはそれぞれのイデオロギー、文化、民族、さらには政治的かつ経済的諸制度の間における調和を模索することが、私たちの責務です。
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読みやすいー。
簡単に書いてくれてるので、
わたくしにはちょうどいい。 -
友人に「あなたの人生は修行だね。毎回、それを選択する」といわれて、早10年……。
そういう意味だったのか、といった答え合わせになった一冊。