「千と千尋」のスピリチュアルな世界

著者 :
  • 春秋社
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (260ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784393203200

作品紹介・あらすじ

龍や魔女、妖怪をはじめ八百万の神々などが登場する『千と千尋の神隠し』は、まさに日本のスピリチュアル・ワールド(神仏や精霊などの世界)の縮図である。この多彩なキャラクターや、"トンネルを抜ける""橋を渡る"等の各場面に込められた宗教的な意味を、物語の展開に沿って読み解く。

感想・レビュー・書評

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  • 千と千尋の神隠し、実は全部見た事ないんだけど、これを読んだらすぐに見たくなった。ここまで考察ができる知識と思考力に脱帽

  • 「千と千尋の神隠し」の分析が面白い。他の映画や神話、主教等と絡めて色々な視点を提供してくれている。

  • 千と千尋の場面場面のシーン解説を非常にわかりやすくしてくれます。

    【紙の本】金城学院大学図書館の検索はこちら↓
    https://opc.kinjo-u.ac.jp/

  • おもしろいけれど、作った側はここまで意識してないと思うよって突っ込みたいくらいいろいろ書いてある。

  • 千と千尋を面白い視点で解説?した一冊。
    この本を読んでからもう一回千と千尋観ちゃいました♪

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著者プロフィール

一九五三年、神奈川県に生まれる。筑波大学大学院博士課程修了。国際日本文化研究センター客員助教授、中京女子大学助教授などを経て、現在、慶應義塾大学非常勤講師。専門は宗教学(チベット・日本密教)で、とくに修行における心身変容や図像表現を研究。著書に『マンダラとは何か』(NHK出版)、『密教』(ちくま学芸文庫)、『はじめての宗教学』『お化けと森の宗教学』『千と千尋のスピリチュアルな世界』『カラーリング・マンダラ』『お坊さんのための仏教入門』(以上、春秋社)、『空海と密教美術』(角川選書)ほか多数。

「2019年 『密教の聖なる呪文 諸尊 真言 印 種字』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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