作品紹介・あらすじ
今もなお活動を続けるオウム真理教や統一教会などのカルト宗教が、どのように信者を洗脳したのか、その過程を、事件を追いながら、スピリチュアル・アビュース(霊的虐待)の観点から明らかにし、カルトの危険性を警告する渾身のルポルタージュ。
感想・レビュー・書評
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宗教は怖い。深く関わるには勇気が必要だし、判断も必要だ。罪は神や仏ではなく人間が作りだす。神や仏は助けてくれない、助けてくれるのも人間だろう。
著者プロフィール
1947年、東京生まれ。大正大学文学部哲学科宗教学専攻卒。フォトジャーナリスト。公益財団法人国際宗教研究所・宗教情報リサーチセンター研究員。日本写真家協会会員。
著書に『拝みやさん』(弘文堂、1990年)、『霊能の秘儀 人はいかに救われるのか』(扶桑社、1992年)、『オウム真理教事件』(朝日新聞社、1995年)、『神さま仏さま 現代宗教の考現学』(アスペクト、1998年)、『宗教事件の内側 精神を呪縛される人々』(岩波書店、2008年)、『修行と信仰』(岩波書店、2016年)など多数。写真集に『明治神宮 祈りの杜』(平凡社、2010年)、『伊勢神宮』(新潮社、2017年)がある。
「2017年 『カルト宗教事件の深層』 で使われていた紹介文から引用しています。」
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