理性の限界内の『般若心経』―ウィトゲンシュタインの視点から

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  • 春秋社
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  • Amazon.co.jp ・本 (127ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784393323199

作品紹介・あらすじ

縁起は言語ゲームである。真言は言語行為である。万物は言語的存在である。『般若心経』に凝縮された仏教思想の奥義を現代哲学が解き明かす。

感想・レビュー・書評

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  • この本の趣旨は「ウィトゲンシュタインとオースティンという20世紀のヨーロッパを代表する二人の大哲学者そしてナーガールジュナという古代インドの巨人の肩に乗って、般若心経を読み解こうとする試み」とのこと。
    一見、非常に難解な展開が予想されるのだが、かなり平易に論旨は展開されていく。結論もシンプルだ。
    ただ、読後感としては物足りない。余りに簡潔にまとまり過ぎているから。般若心経の論旨が簡潔なのだといえばそれまでではあるが。

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著者プロフィール

1928年生まれ。東京大学大学院哲学研究科博士課程単位取得退学。長らく成城大学教授を務め、現在は、成城大学名誉教授。著書に『ウィトゲンシュタインの生涯と哲学』(勁草書房)、『ウィトゲンシュタインから龍樹へ――私説『中論』』(哲学書房)、『純粋仏教――セクストスとナーガールジュナとウィトゲンシュタインの狭間で考える』(春秋社)など多数。編著書に『ウィトゲンシュタイン小事典』(山本信共編、大修館書店)がある。

「2017年 『悪の起源』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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