キリスト教の絶対性と宗教の歴史

  • 春秋社
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  • Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784393323632

作品紹介・あらすじ

新しい学問的方法の台頭や多元化する宗教・文化状況で、キリスト教が無条件に超越的・絶対的真理性を主張することは不可能ではないか。社会学者マックス・ウェーバーの同僚兼同居人としてたがいに深く影響を与え合った著者は、それまでの神学的・哲学的議論を精査し、キリスト教がひとつの歴史的形態にすぎないことを認めつつも、なお他の啓典宗教やインド思想・仏教との比較を通じて、キリスト教の偉大さを示そうとする。みずからの価値を再確認し、さらなる前進を促す本書は、トレルチ生誕150年、ますます多元化する現代において、必ず読みかえされなくてはならない古典的名著である。

著者プロフィール

1865年、ドイツのアウクスブルク生まれ。プロテスタント神学者・歴史哲学者。ゲッティンゲン大学などで神学を学び、ハイデルベルク大学神学教授、ベルリン大学哲学教授などを歴任。第一次世界大戦後のワイマール時代には、ドイツ民主党の政策に関わり、評論家として活発な執筆活動を行い、さらにプロイセン州の政務次官として、また大統領エーベルトの参事官としてドイツ再建に尽力した。1923年没。

「2015年 『キリスト教の絶対性と宗教の歴史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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