最後の親鸞

著者 :
  • 春秋社
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レビュー : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (316ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784393331057

感想・レビュー・書評

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  • 文章自体はすんなり入ってくる感じではなかった。初めの方と、最後のノートぐらい。

    念仏を唱えても嬉しくなく、浄土の地に行こうとしないのは煩悩があるから。この世は煩悩を果たす場。
    弟子をとるという思いはなかった。解釈の幅が広いため、自然と分家争いが起きる環境になり、世襲の傾向が強くなった。

    小乗仏教が多い中で、誰でも念仏を唱えれば救われる。その思想が日本に普及したのはなぜなのか。
    浄土とこの世の関係は、目先の利益(煩悩)と不確定的な期待される利益(浄土)の関係であり、これは受験勉強と似ている。
    今、勉強をしないで遊べば楽しいけど、合格したらもっと楽しいかもしれない。

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著者プロフィール

1924年、東京・月島生まれ。詩人、文芸批評家、思想家。東京工業大学工学部電気化学科卒業後、工場に勤務しながら詩作や評論活動をつづける。日本の戦後思想に大きな影響を与え「戦後思想界の巨人」と呼ばれる。2012年3月16日逝去。

「2020年 『吉本隆明全集21 1984-1987』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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