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- Amazon.co.jp ・本 (213ページ)
- / ISBN・EAN: 9784393331668
作品紹介・あらすじ
オウム事件を相対化する類を絶する迫力。大反響を呼び起こしたオウム発言の全面展開から未知の領域への突入。「付」親鸞の造悪論-白熱の講演。
感想・レビュー・書評
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理解を絶する内容であった。まず、地下鉄サリン事件の後にオウム教祖を評価する姿勢が理解を絶する。その姿勢に至った吉本隆明の論旨がまた解らない。まともなレビューが一つも無い辺り、他の読者もお手上げなのだろう。
凡百の評論家が言うなら、奇をてらっていると思うところ、戦後思想界に屹立する知の巨人が言う以上、何かあるはず。そう信じて読む。すこぶる難解だ。
親鸞の悪人正機説の先にある「造悪論」のワク組みで、一連の犯罪を再解釈しようとしている。と、そこまではぼんやり解る。後はサッパリ……。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
07099
04/23
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