中国―隣りの大国とのつきあいかた (神保・宮台マル激トーク・オン・デマンド)

  • 春秋社 (2007年6月発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784393332672

中国―隣りの大国とのつきあいかた (神保・宮台マル激トーク・オン・デマンド)の感想・レビュー・書評

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  • [ 内容 ]
    温家宝首相来日は日中関係改善の特効薬になるか?
    靖国参拝や東シナ海ガス田問題など山積する懸案と、中国の反日感情や政治・経済に噴出する矛盾を徹底的に分析、日中の感情のもつれの由縁と、日本が失った外交感覚をとり戻す方途を考え抜く。

    [ 目次 ]
    第1章 こじれた日中関係をどう立てなおすか(加藤紘一×神保哲生×宮台真司)(中国、反日デモの実際;靖国問題と中国 ほか)
    第2章 中国人の目に映る日本人の歴史観(劉傑×神保哲生×宮台真司)(日中問題は新しい段階に入ったのか;中国メディア事情 ほか)
    第3章 いま中国に何が起きているのか(興梠一郎×神保哲生×宮台真司)(反日デモの背後にある中国の事情;中国民衆の階層化 ほか)
    第4章 東シナ海ガス田問題の本質(猪間明俊×神保哲生×宮台真司)(東シナ海ガス田開発問題とは何か;排他的経済水域と大陸棚 ほか)

    [ 問題提起 ]


    [ 結論 ]


    [ コメント ]


    [ 読了した日 ]

  • キーワードは「手打ち」を通じた「win-win」関係。一般市民は靖国問題や歴史認識、東シナ海ガス田開発と、メディアで騒いでいる問題に目が向きがちだが、中国の国内事情(特に民衆レベル)も検討し、日本政府の外交姿勢を国益の観点から徹底して論じている。示唆的だったのは、中国の「世論」がもはや無視できない存在になっており(民主国家でないにもかかわらず)、それをどこまで日本の国益に活かせるか、日本の外交畑の政治家・官僚にどこまでの展望があり、日本政府に戦略的な対話が可能なのかということ。第3章の興梠氏の話はとりわけ興味深かった。中国への専門知識がなくても解説が施されているので、対中関係の入門書としても読める。

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