グノーシス主義の思想―“父”というフィクション

著者 :
  • 春秋社
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レビュー : 3
  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784393332986

作品紹介・あらすじ

伝統や権威に反逆するもうひとつの"知"のかたちとして、心理学者ユングやポストモダンの思想家など、多くの知識人を魅了してきたグノーシス主義。しかし彼らの理解は、おのれの空想や独善を仮託した蜃気楼にすぎなかった。虚妄の解釈を排して、歴史の流れを大胆につかみ、テキストを細心に読み解くとき、"父なる神"の真の姿を求めて進化したグノーシス主義の発展と崩壊の軌跡がはじめて明らかになる。

感想・レビュー・書評

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  • 宗教に関する本は、歴史や哲学などの予備知識がないと読みにくかったりするもんだが、1章から順番に読んでいけば、理論的背景を理解しながら読み進められる。
    文体も平易で読みやすい。こんなにエキサイティングな宗教の本は読んだことがない。

  • 哲学というより宗教学だけど想像以上に面白かった。
    後書きでの著者の赤裸々な告白もまた学者らしく実直な印象。

    この著者の続編が出たらまた読んでみたい。

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著者プロフィール

1974年生まれ。一橋大学社会学部卒業、東京大学大学院人文社会系研究科基礎文化研究専攻宗教学宗教史学専門分野博士課程修了。博士(文学)。現在は埼玉大学非常勤講師。著書に、『現代オカルトの根源 霊性進化論の光と闇』(ちくま新書)、『オウム真理教の精神史 ロマン主義・全体主義・原理主義』(春秋社)、『グノーシス主義の思想 〈父〉というフィクション』(春秋社)がある。

「2015年 『宗教学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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