思考の体系学: 分類と系統から見たダイアグラム論

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  • 春秋社
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  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784393333556

作品紹介・あらすじ

われわれの思考はいかに形づくられるのか。物事を体系的にとらえるには情報の本質を的確につかむ術が不可欠。情報を可視化する図形言語(ダイアグラム)こそがその核心である。豊富な例をあげながらダイアグラムを使いこなし、思考を体系化する要諦を探る。

感想・レビュー・書評

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  • 生物体系学を中心とした分類学についての本です。分類学とは文字通り物事を分類し体系化する営みのことを指しますが、その方法には<分類>と<系統>という2つの思考があるとしています。ソシュール言語学で言えば、前者は空間の断面つまり共時的に存在する類、後者は時間軸に沿った発展つまり通時的変遷という意味を持っています。これらの思考を視覚化したのがダイアグラムという図像です。ダイアグラムにはチェイン、ツリー、ネットワークがあります。本書ではこれらの構造を半順序や束などを用いて公理論的に定義し、数学的対象として扱えるものと説明します。ここから数量系統学なる立場が生じ、直感的分類学と論戦を張るなど分類についての様々な見解があることを紹介しています。「分ける」って結構深い・・・。

  • 図書館で面白そうと思って手にとったものの、なにがわからないのかわからないまま読み終わった。読めたとは言えないだろう。前提となる知識――記号論理学、修辞学、集合等の数学、進化生物学、データ分析、統計学、等々があまりになかった。感想を書こうと思って再び本を開いても全然文章が入ってこない、興味もない感じになってしまった。

  • *図書館の所蔵状況はこちらから確認できます。
    http://opac2017.lib.kitami-it.ac.jp/webopac/BB50110832

  • 貸し出し状況等、詳細情報の確認は下記URLへ
    http://libsrv02.iamas.ac.jp/jhkweb_JPN/service/open_search_ex.asp?ISBN=9784393333556

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著者プロフィール

三中 信宏(みなか のぶひろ)
国立研究開発法人農研機構・農業環境変動研究センター専門員/東京農業大学客員教授. 1958年, 京都市生まれ. 東京大学大学院農学系研究科修了. 農学博士. 専門は, 生物統計学・生物体系学. さまざまな事物の分類と知識の体系化を人間がどのように実行してきたのかを科学・科学史・科学哲学そして情報可視化の観点から研究 している. 著書に『統計思考の世界』(技術評論社), 『思考の体系学』(春秋社), 『みなか先生といっしょに統計学の王国を歩いてみよう』(羊土杜), 『系統樹曼荼羅』(NTT出版), 『文化系統学への招待』(共編著, 勁草書房)など, 訳書にエリオット・ソーバー『過去を復元する』(勁草書房), マニュエル・リマ『The Book of Trees―系統樹大全』『THE BOOK OF CIRCLES―円環大全』(ビー・エヌ・エヌ新社), キャロル・キサク・ヨーン『自然を名づける』(共訳, NTT出版)などがある.

「2018年 『系統体系学の世界』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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