14歳のための時間論

著者 : 佐治晴夫
  • 春秋社 (2012年1月18日発売)
3.96
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  • 本棚登録 :167
  • レビュー :16
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784393360606

作品紹介・あらすじ

楽しい瞬間は、なぜ速く過ぎ去るの?そもそも「相対性理論」て、いったいナニ?-お答えします。やさしく、わかりやすく。

14歳のための時間論の感想・レビュー・書評

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  • 優しい語り口で心地よい、週末の読書にぴったり。

    *原子、分子の世界では、特別な力が働かないかぎり、ものごとの変化は膨張する方向に進む。したがって、時間の方向は膨張が決めるのではないか。つまり、時間が過去から未来にしか流れず、逆戻りしないのは、それは宇宙が膨張しているから。
    これはストンと落ちた。
    *基準体重あたりで考えると、生きるために消費するエネルギーは同じ。
    自然の中にある規則的なものには、神秘を感じる。
    *風や波、脳波の大きさや心拍、体温、発汗、呼吸など、1/fゆらぎをしている。それは、すべてを形作る原子や分子が自由に動き回ろうとし、でも空間の中でひしめきあっているから。
    fはある変化の振動数、1秒間に何回、変動を繰り返すかという数。ゆっくりした動きなら小さく、せわしい動きでは大きい。
    1/fは、fの値が小さい、ゆっくりした変化の時は大きく、fの値が大きい、せわしい変化の時は小さくなる。

  • 2017年4月24日

    装丁者/B.C.(稲野清、草地祐司)
    写真提供/佐治晴夫

  • 14歳にはきっと難しすぎる本だと思うが、
    著者の時間に対する説明は、独特でロマンチックでとても素敵だと思った。

    本の中には、
    紅茶の入ったカップとケーキの写真があったりして、
    「ゆっくりお茶でも飲みながら、
    時間というものについて、少し一緒に考えてみませんか?」
    という柔らかいタッチで描かれていてよかった。

    著者の言う、
    「時間というものは誰のものでもなく、
    あなただけのもの」

    ということが、なんとなく分かる本だった。

    なんとなく、というのは、
    やっぱり内容が結構難しく、
    久しぶりにルートの計算や光の速さの計算などを見た。
    この辺はよく分からなかったから、飛ばして読んだ(笑)

  • 途中まで

  • ゾウの時間ネズミの時間的な項目があって
    懐かしい気持ちに…(*^^*)

  • ・過去は過ぎ去り、未来はまだ来ていない。あるのは今だけ。
    ・時間を可視化することで過去未来に囚われている
    ・1秒はセシウム133の振動で決まった(?)
    ・宇宙は広がり続けているから時間は進む。宇宙が縮んたら時間は戻るかもしれないけど、脳は過去に戻らない⇒なんで脳は過去にもどらないの????

  • 正直無理やりすぎないか、と思うところもあったが具体的な例を出して時間について分かりやすく書かれてあった。14歳のための…と付いているがどの年代が読んでもおもしろいと思う。物理学、心理状態など色々な角度から書かれていておもしろかった。

  • 日時計の影が動く方向から,時計の針が回る方法が決められた。

    宇宙の始まり→その前には何があったのか?→仮定の中に時間という考えが含まれている。
    香水が拡がる→ものごとの変化は膨張する方向に進む。

    神経生理学的に興奮状態→時間がゆっくり

    地震=地球の営み→被災された方々は,被災しなかった私たちの身代わりになられた。

    二足歩行→未熟児出産,喉の構造が下に伸びた→声

    マイケルソン・モーリーの実験
    光速c=299,792.458→m/s

  • 三葛館一般 421.2||SA

    「時間」とはいったい何なのでしょうか。過去・現在・未来の現在、いま、この瞬間。
    本書では時間について、宇宙や相対性理論、リズム、数字など様々な方面からアプローチしていきます。とても難しいことなのですが、できるだけ噛み砕いて、とても優しく語りかけてくれるので、ひとつの物語を読んでいる気分になります。
    曜日ごとに章分けしているので、一週間かけて読むのがおススメです。

    和医大OPAC → http://opac.wakayama-med.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=62934

  • 「14歳のための」なので、文章はとても読みやすい。時間についての本はたくさんあるけれどこれは早く読めて良い。学校の読書感想文には丁度いいかも。

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