明晰夢 新装版: 夢見の技法

  • 春秋社
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感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784393361191

作品紹介・あらすじ

明晰夢=夢と知って見る夢。途方もない価値のある宝物が隠された世界を体験する。

感想・レビュー・書評

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  • 巷では『スタンフォード式 最高の睡眠』が大流行だが、この本で取り上げられている明晰夢もまた、スタンフォード大学睡眠研究センターで研究されている(されていた?)テーマである。何しろ初版が1985年の本で、それは当時の話なので、現在の研究所におけるこのテーマの位置づけはわかりません。あちらの本は所長さんによる著書ですが、現在の所長さん的にはこういうテーマってどうよ?というのは知りたいところですな。
    いきなり脱線しましたが、この本の構成としては
    ・明晰夢の歴史的経緯や学問的な研究対象となるまでの苦難?の道のり
    ・研究対象としての実例や著者の経験
    ・明晰夢の習得と、そもそも明晰夢を習得してどうするの?意味があるのか?
    ・体外離脱(幽体離脱)や臨死体験との比較
    といったところです。
    ただの夢ではなく明晰夢をみると、夢の内容を創造できるだけでなく、当人の心の問題への対処までできるらしいとのことなのでこの本を読んでみましたが、これといった明晰夢を見る方法は書かれていないし(今のところ誰でもこの方法でOKなやり方はなく、個人の資質が大きな要素かと)、夢占い的な本とは違うので結構難しいっす。
    研究対象としては発展途上なテーマだし(実験も検証も難しいし)、これが出版当時の内容ならアップデートが欲しいところなので☆は少なめ。ただ、この本で言及されている他の明晰夢関係の本の日本語版が意外と多いことはちょっと驚き。明晰夢に興味がある人は多いってことね。

  • 明晰夢(夢の自覚を伴う夢)を自ら何百回も体験してきた精神生理学者による、潜在意識への画期的なアプローチ。

  • 明晰夢は何度か見たことがあるが、
    すぐに起きてしまう事が多かった。
    大変興味深い本。時間がかかった。

    明晰夢を見るには、
    現実とは何ぞや。
    現実と夢の境い目とは何ぞや。
    ということを考えなければならない。
    それは言い聞かせるのではなく、
    哲学に近い話。

    読み始めて一度明晰に近い夢を見たが、
    それから見れていない。
    この本を読むと、明晰夢を見ていない事が
    勿体なくて、歯がゆく感じる。

    習得したい。

  • God Academyという本で、初めて明晰夢のことのついて触れられていて、とても興味を持ったので、紹介されていたこの本を読む事にした。
    なんせすごく眠くなる本で、この本を読みながら眠りに入ったこと10回ほどか…。眠ってしまうので、とても時間がかかった。実験の実例なども多く、学術書という印象。でも、この著者のユーモラスな視点も織り込まれていて、ふふっと途中で笑ってしまうことも多かった。
    「一日中絶えず「これは夢か」と問い続けていれば、見れる」というが、本当に、「一日中絶えず」など考えられるものでは、ない!など。そりゃそーだ、という感じ。
    これを読む前にも何度か明晰夢を見て、読み出してからも何度か見た。が、ここ数ヶ月見れていない。夢は覚えている。

  • 【レビュー】夢の中で「これは夢だ」と気付けてもそのまま夢を体験し続けられるような夢を見るためにはどうすれば良いのかや、このような現象の観察が事細かに書かれています。私はこの本に書かれている方法を試したことはないのですが、今までに3度だけ、この「明晰夢」を見たことがあり、興味を持ってこの本を読みました。睡眠の不思議について触れられ、特にレム睡眠に関する知識を深められます。

  • テスト

  • 以前にも図書館で借りて読んだ。
    自分の見る夢はいつも不明瞭で暗い。だから明晰夢を見ることに憧れるのだが。
    以前に借りたときは全部を読み通すことはできなかった。
    ところどころ拾い読みしただけだったが、今日、なぜかこの本のいちばん最後のほうに書かれていた内容を漠然と思い出し、もう一度読みたいと思った。
    本の名前はうろ覚えであったが、明晰夢のことを扱った本であることは確かだったので、検索したところ、図書館で明晰夢という名前がつく本はこの一冊しかなかったので、すぐに分かった。
    今度こそ、最初から最後まで読み通してみようと思う。

  • 明晰夢の実践に有効な本。

  • 卒業研究に使った本、
    何回も読みたくなる!
    初めて本にアンダーラインを引いてしまった・・・

  • 明晰夢を見るための技法が書かれている。
    体外離脱には、否定的ニュアンスがあるが、そのことはこの本の内容にあまり影響しないと思う。
    数ページ読んだ日に、いくつかの夢(明晰夢ではなかったが)を見た。

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