呼吸による癒し 実践ヴィパッサナー瞑想

  • 春秋社
4.07
  • (16)
  • (15)
  • (8)
  • (1)
  • (1)
本棚登録 : 283
感想 : 20
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784393364062

作品紹介・あらすじ

ブッダ直伝の瞑想法が記された「アーナーパーナサティ・スートラ」に基づき、あるがままの世界に目覚める方法を平易に解説。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 現在もよく読み返す。
    常に気をつけておくために、呼吸を感じることに戻ってくることが書いてある。
    瞑想中だけでなく、何をしていても、今、この瞬間に集中すること、気づいておくことが、毎日の心の安定につながると思う。

    今を生きること。
    過去は変えられないと知ること。
    未来はわからないから、思い悩まないこと。
    がいかに大切かがわかる。

  • 重厚な雰囲気と著者の語りかける真摯さが伝わってきた。
    知識が浅いものには、幾つもある「修行」の微妙な含みの違いが分からないので、読み進めながらどこにいるのか、どこを通ったのか分からなくなってしまった。

  • とても参考になる瞑想の本だと思います。
    同じようなことが何回もでてきますが、
    とにかく、執着を無くすことが大事だと言うのがわかりました。

    人生の源・・それが呼吸、呼吸無しでは人は生きられない。

    寂しさ、怒り、絶望の抑圧には大量のエネルギーを使い
    エネルギーを失ってしまう。
     ↓
    この感情の出現を許し、変容しこの感情のエネルギーが解放されていくようにすることが大事。

    瞑想の簡単な方法は、1~10の呼吸を数える。
    歩行瞑想
    小さな歩幅で15~20歩
    右足を吸う息で上げる
    かかと・・足の裏・・つま先の順に足を上げる
    息を吐きはじめるに連れて足を地面に下ろす。

    何かを得ようとして瞑想すると上手く行かない、
    ただ、ここに存在すること。

    執着しないことを体得すれば、瞬間にありのままの人生と友にいることができる。

    執着を真に洞察するまでは、執着を手放すことはできない。
    しかし、いったん執着の何たるかを理解すれば
    その戦いはほとんどかったようなものだ。

    生活の中での瞑想のこつ
    1.できれば、一度にひとつのことしかしない。
    2.じぶんがしていることに充分な注意を払うこと。
    3.していることから心がふらふら離れていったら心を連れ戻すこと。
    4.第3ステップを何万回何億回も繰り返すこと。
    5.気が散ってしまうプロセスを調べること。

  • 瞑想についての考え方を書いてある本。とくに生まれたときから苦しみがあるなどブッタの言葉が印象に残った。

  • 16の考察が全てだと思います

  • 途中で読むのをやめた。

  • 再読

  • ヴィパッサナーの初心者にも実践者にも役に立つ書。
    私自身もヴィパッサナー瞑想には2000年から縁があって、群れずに、ひとりヴィパッサナーを試みてますが、良いものは、時代がどれだけ進もうが、廃れず、細々とでも継承されていくものだと思います(^v^)良書。

  • 単純な行為である。単純であるがゆえに難しい。何もしないことが瞑想だと思われがちだが実はそうではない。フル回転しているコマが止まっているように見えるのと一書である。卑近な例を挙げれば美しい風景に心を奪われる時、スポーツでトレーニングの威力を発揮する時、ふと耳にした音楽に感動する時、我々は瞑想に近い位置にいる。
    http://sessendo.blogspot.jp/2017/09/blog-post.html

全20件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

Larry Rosenberg ケンブリッジ・インサイト・メディテーション・センター創設者。社会心理学の博士号を持ち、ハーヴァード大学、シカゴ大学、ブランダイズ大学で10年ほど教鞭を取る。クリシュナムルティ、ヴェーダーンタ、禅などを経て、ヴィパッサナー暝想に至る修業歴は30年に及ぶ。インサイト・メディテーション・ソサエティにおいても創設期から中心的指導者として活躍しており、最近はヨーガ・センターなどでもヴィパッサナー暝想を教えている。著書に『呼吸による癒し 実践ヴィパッサナー瞑想』(春秋社)ほか。

「2018年 『〈目覚め〉への3つのステップ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

ラリー・ローゼンバーグの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×