コア・トランスフォーメーション:癒しと自己変革のための10のステップ

  • 春秋社
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感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (418ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784393364680

感想・レビュー・書評

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  • 本を読んでもわかりにくかったので、タマラ・アンドレアスさんのコアトランス を実際に体験しに行きました。

    入り口は自分の中のネガティブな制限ですが、(例えば知らない人が3人以上いると自己開示出来ない。など)その制限を作り出している無意識のパートに肯定的な意図を問いかけて、そのパートが求めていることに浸らせてあげる事によって、次の肯定的な意図を探って行きます。

    実際に体験してみると、頭で理解するのとは全く違う感覚に浸れました。

    肯定的な意図の最終地点のコアステートを体験し、その感覚を持って戻ってくる事で、最初のネガティブな制限の感覚も変化してゆきます。

    タマラさんは、柔らかく心の平穏が広がるような笑顔が素敵な方でした。

  • 心と脳と体がつながっている、ということをベースにしたNLPで、きっと有効なんだろうが、「なんだか思想的な深さがないよね~~~」、「ようするに、ハッピーになれば、脳をだまして、過去の記憶でもなんでも書き換えればいいわけ?」という感じがどうしてもしてしまう。

    というなか、NLPのなかでは、精神性というか、スピリチュアルな部分とつながる事を大切にしたのがコア・トランスフォーメーションである、というざっとした理解のうえに読んでみた。

    といっても、あまり精神性が高いというわkではなさそう。人間の願望をずっと目的的に突き詰めて行くと、自由とか、心の平和とか、宇宙との一体感とか、そういうスピリチャルなところに行き着くという感じかな?

    特段、そこの部分を突き詰めて行くというより、そういう状態をしっかり体験して、それをコアにして、身体全体に感覚を広げ、自分がもともとそういう存在であったといsて過去を生き直してみる。さらには、親の人生自体もそういうものとして生き直してみる。

    みたいな感じだろうか?

    やっぱり、NLP的な実用性、即物的、「こうすれば、こうなる」的なマニュアル的な感じは、ある。

    というところが、同じように体と心の一体性をベースにしているプロセスワークとは、違うところかな?プロセスワークは、身体症状や悩みというところからスタートして、そこからポジティブな力を生み出して行くというところは一緒だけど、もっとその場その場のプロセスに従って行くので、そんなにマニュアル的にはならない。

    同じようなテクニックを使いながら、コア・トランスフォーメーションは、一種のスピリチュアルな「幸せ」という目的に向かって、すべてが手段として構成されているのに対して、プロセスワークはもっと即興的でその場の微細なプロセスにゆだねて行くという感じで、かならずしも「幸せ」といったことは事前には目的化されていない。

    でも、これはこれで、なんか使えそうだなという予感はある。

    組織開発的な手法との関係性では、
    ・コア・トランスフォーメションは、アプリシエイティブ・インクワイアリーと親近性
    ・プロセスワークは、U理論と親近性
    があるかな?と思った。

    いずれにせよ、コアトランスフォーメーションも体験してみないことには分からないので、もうちょっと深めてみようかな?

  • この本が意図するところの最終的な結果には、まだ至っていないけど、自分との対話には十分な効果がありました。そして自分が嫌だなと感じていた思考や感情が繰り返される理由を知ることができました。今ではそれが、もうどんなことだったか思い出せなくなっています。
    何か自分が気になる行動や感情、思考があるときには、試してみる価値があると思います。

  • 意識の変容について詳しく書かれています。、無意識にアプローチしながら。自分で自分の意識に向き合うことができます。心が疲れたりどうにもならないときにパーソナルを超えたものやことところに行きつくことがどんなにか素晴らしいことか、実践を通して体感できる本です。

  • まず、翻訳が上手で、読みやすかった。そこを評価したい。セミナーに参加しなくても、概要はつかめた。

    NLP第3世代のアプローチらしい。特にNLPについて予備知識がなくても、いけると思う。

    NLPという認知ハックと、スピリチュアルとの融合。非常に興味深いアプローチだと思った。

    問題行動、認知、感情などに、まず感謝するというコンセプトがよい。きわめて非2元論的な実践であると思う。

  • いろんな心が良くなる方法を試してみてダメだった人向けに書いているということで、私はその1人なので、ページ数の割には読み進めやすかったと思う。ただ海外の本特有の例の多さと、訳のイメージのつかみにくさにはなじめなかった。

    調べてみるとNLP(神経言語プログラミング)という心理療法に分類されるような内容らしい。私は以前にもフォーカシングや水島広子の「アテテューディナル・ヒーリング」、『潜在意識を変えれば、すべてうまくいく』などで読んできてある程度は実践してきたことが近いと思った。しかし私はこの本に書いてあるようなプロセスの結果を得られたわけではないと思う。まだまだ悩んでいて疎外感が大きい。

    実践するには、最初は誰か助けてくれる人がいた方がいいと思った。セミナーについても紹介してあるといいのだけど。

    まだうまく実践できないけど、できるようになれば、効果はあると思う。しかし取り組むのは簡単ではないかなと思う。私はまだ時間がかかると思う。そして効果が実感できるようになるまでには、もっと時間がかかるだろう。と思うとしんどい。今までももうだいぶ頑張ってきたのだから。まだまだ、まだまだなのかと思うとうんざりしてしまう。

    こういう本を読むのはそんなに楽しくはない。楽しみというよりは困ってやむを得ずに読んでいるからだ。期待をせず楽しんでこういうことを試せるようになるにはどうしたらいいのだろうか。

  • アマゾン紙、図書館予約中

  • 心の闇(パート=苦)を光(コア・ステート=楽)に変容するメソッド。

  • 実践してみたら★5に変わる可能性あり。
    実践後、再レビュー予定

  • 419pages

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