- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784393436387
感想・レビュー・書評
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とにかく言葉の達人
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本文の言葉を借りれば、風が違う。
家元の仕事ではない。
そもそもさぁ、家元の本で1ページあたり12行×34字というのがありえない。
家元の信者を当て込んだ商売の割には、もう散々言い古されたネタ。近況も他で拾える。
上手いところが一つもない本。
こういう仕事をしていると、「春秋社……? やめよう」ってなる。 そのくらい、よくわからない本だった。
と思っていたら家元も同じようなことあとがきでを書いてた。
安心した。みんな図書館に並べ! -
談志の良さは本にあるんじゃない。けど、それでも本の方も追ってみたくなる。それが談志の魔力。(12/5/6)
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談志の落語仕立て放言エッセイ。30分で読める威勢のいい本。
スポーツをする動物はいない。(P.118)
物事ってなァ手前ぇで見たものだけが「本物」だ。アトは噂話よ。(P.125)
欲望に対する行為がスローモーな奴を「上品」と称(い)う。(P.137)
ゆっくりやるとな、品よく見えるんだ。(P.137)
独立国に、何で"基地"があるんだ。(P.164) -
落語 やかん の中でも業、本音、ジョーク、イリュージョンを混ぜ込んでいたように思う。病気になつた談志がこの本でもそれを表している。
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この人の「俺を信じるな」と云う言葉は信用に足る。
あ、図書館で借りました。