身体感覚で「芭蕉」を読みなおす。―『おくのほそ道』謎解きの旅

著者 : 安田登
  • 春秋社 (2012年1月1日発売)
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  • レビュー :2
  • Amazon.co.jp ・本 (300ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784393436400

作品紹介

『おくのほそ道』を読むときには、本文中に隠されている暗号のような「術語(コード)」を解読しながら読み進まなければならない。芭蕉は『おくのほそ道』を意図的に未完成にした…秘められた「歌枕」と「能」の風景から俳句の世界が見えてくる。日本人なら誰もが知っている古典をわかりやすく徹底ガイド。

身体感覚で「芭蕉」を読みなおす。―『おくのほそ道』謎解きの旅の感想・レビュー・書評

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  • 教科書でしか知りえなかった「おくのほそ道」が能でいうところのワキによる鎮魂の旅を綴ったいわばTRPGというのに目ウロコ。能の知識はない…と心配する事なかれ。時代背景に乗せて、「おくのほそ道」だけでなく能の世界もスルスル入る。
    また、現代の俳句は正岡子規から成ったもので芭蕉の頃は「発句」から「連句」を興じていたようだ。実は「おくのほそ道」も蕉門の人たちと一緒につくりあげていく芭蕉の意向を含んでいたという。
    著者は相当な博識だろうに、ここまでカジュアルに書いてくれるとこっちもうれしくなってどんどん読み進められた。読み終わったら、きっと旅に出たくなる。

  • 帯表
    3・11の陸奥には、芭蕉の「ライフ・インデクス」がある!-松岡正剛
    秘められた「歌枕」と「能」の風景から俳句の世界が見えてくる。
    日本人なら誰もが知っている古典をわかりやすく徹底ガイド!
    帯裏
    第1章・・・そぞろ神が旅路へと誘う-歌枕を巡る「能」の旅
    第2章・・・謎を解く「ワキ」-芭蕉はなぜ「コスプレ」をしたのか
    第3章・・・死出の旅-現実との別れ、異界との出会い
    第4章・・・中有の旅-「時間」が「空間」になる旅
    第5章・・・再生の旅-「旅心」定まり異界に遊ぶ
    第6章・・・鎮魂の旅-夢の跡に重なる物語

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