ドラッグは世界をいかに変えたか―依存性物質の社会史

制作 : David T. Courtwright  小川 昭子 
  • 春秋社 (2003年5月発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (299ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784393485224

作品紹介

画期的な近代ドラッグ商業史。コーヒー、タバコ、アルコール、大麻、アヘン、覚醒剤…。近代世界の形成にサイコアクティヴ物質がどう関わったかを、その需要と供給の流れから検証する。

ドラッグは世界をいかに変えたか―依存性物質の社会史の感想・レビュー・書評

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  • 病気とドラッグの伝番にはよく似た点が多い

    ドラッグはサイコアクティブ貿易がいかに重商主義や帝国主義のエリートたちを通常の貿易をはるかに超える利益で潤した

    ドラッグ 一位 カフェイン  二位 アルコール 三位 ニコチン
    阿片、大麻、コカはリトルスリー

    大麻はドラッグとして より正確には民間薬かつカウンターカルチャーのドラッグでアルために アルコールやタバコのような国際的企業の後ろ盾や経済的な影響力を持たなかった。
    この事実が、公式記録に残る犯罪や異常行動とのつながりと相まって、大麻を禁止の圧力が非常にかけられやすいものにしている

  • この本が「ドラッグ」と網羅的に呼称するのは、アルコール、カフェイン、ニコチンといったわれわれの法制度・社会規範の中ではOKとされている嗜好品も含む。これを筆者は「サイコアクティブ物質」と定義する。人類の歴史において、これらのサイコアクティブ物質がどのように普及してきたのか、時々の為政者・企業・宗教がどのようにこれらの物質を用いて大衆管理・営利活動を行ったかということを書いている。特定のドラッグの善悪を論じていないが、ドラッグの善悪基準は時代・地域によって変化することが書かれている。
    「目から鱗」の史実・データが満載の良書。歴史に対する見方が変わった。

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ドラッグは世界をいかに変えたか―依存性物質の社会史はこんな本です

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