ザ・世のなか力: そのうち身になる読書案内

  • 春秋社
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本棚登録 : 141
感想 : 18
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784393499146

感想・レビュー・書評

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  • 書評集 読みたい本がぞろぞろ
    これ自体がなにか中身があるわけではない。

  •  女性誌とウェブマガジンに連載された、風変わりな“コント形式の読書案内”の単行本化。
     そば屋兼古本屋(!)を営むパオロのもとに、ご近所の婦人がさまざまな悩みを持ち込む。そして、パオロがその悩みを解決する糸口になりそうな本を紹介してあげる、というスタイルで毎回作られているのだ。

     パオロ(著者の分身)が落語における「ご隠居」的な賢者の役割で、毎回のやりとりは落語のような軽妙洒脱な笑いに満ちている……と言いたいところだが、正直、コント部分は面白くない。ベタなギャグやボケも多くて、あまり笑えないのだ。
     それに、肝心の本の紹介に行き着くまでの前振りが長くて、その分、読書案内としては中身が薄い印象を受けてしまう。

     そもそも、コント形式にする必然性があったのだろうか? ストレートに「パオロ・マッツァリーノの書評集」にしたほうが、ずっとよい本になった気がする。読書案内の部分は十分面白いし、ブックガイドとしても有益なものになっているのだから……。

  • いろいろなテーマでの良い本を紹介する本。
    興味を魅かれたのは数冊ですが、ざざっと読めるので分量は気になりませんでした。

  • 面白そうな本が沢山紹介されていて良い。コント形式なのは好き嫌いがあるだろうけれど、嫌いな人は斜め読みすればいいし、普段本を読まない人にはこういう形の読書ガイドもいいと思います。

  • 地球温暖化の真実、持ち家と賃貸はどっちが良いか等々のテーマごとに著者の考えと推薦図書を会話形式で紹介した本。相変わらずのパオロ節が冴えてます。この人絶対日本人。

  • 本を紹介してくれる本なんだけど
    ひねくれかたが抜群で面白い。

    何冊か読んでみよう。

    何事もフラットな気持ちで
    歴史を紐解くのが大切。

  • 著者ならではの読書案内。その本の書かれた経緯の紹介が面白い。とは言っても、実際に紹介本を手にとってみるという所までは・・・。『世界名言大辞典』は家にあったらうれしい一冊かも?

  • コント仕立てで1テーマごとに本を紹介している。合計42テーマある。中には面白そうな本もあった。けど全体としてはなんかいまいち。

  • コント仕立てで本を紹介してくれる、読書案内書。
    面白そうな本をたくさん紹介してくれるのは有難いんだけど、
    残念ながらコントが頂けなかった。

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著者プロフィール

パオロ・マッツァリーノ(Paolo Mazzarino):日本文化史研究家。著書に『反社会学講座』『続・反社会学講座』『誰も調べなかった日本文化史』(以上、ちくま文庫)、『読むワイドショー』(ちくま新書)、『「昔はよかった」病』(新潮新書)、『サラリーマン生態100年史』(角川新書)、『思考の憑きもの』(二見書房)などがある。

「2023年 『つっこみ力』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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