香りの力: 心のアロマテラピー

著者 :
  • 春秋社
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784393741566

作品紹介・あらすじ

香りは人生を味わい深くしてくれる。思い出に寄りそう香り、背筋をのばしたくなる香り、愛の香り…。四季の草花から線香まで、香りが私たちにそっと働きかける、不思議な力とは。

感想・レビュー・書評

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  •  最近アロマテラピーに興味を持ち、色んな本に手を伸ばしているのだけれど、この本は「○○に△△の効能がある」という本ではなく、暮らしの中での香りを楽しむエッセイというか、なんだろう。ものすごく教養的な本。
     最初の著書が「シェイクスピアの香り」とのことで、シェイクスピアの作品に出てくる香りの話であったり、赤毛のアン、源氏物語など、出て来る作品は多岐に渡る。それに加えて散歩で楽しむ季節の花々の香りなどもあり、ああ、なんて楽しそう、とわくわくできる。

     アロマテラピーという効能目当ての利益重視ではなく、著者のように香りを楽しみたいと思った。この本に出会えて良かった。

  • とっても文学的な1冊。思ってたのとちょっと違った。

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著者プロフィール

作家。長野県松本生まれ。信州大学教育学部(松本分校)修了。映画監督である熊井啓と結婚。長年ポプリの研究につとめ、ハーブにも造詣が深い。愛猫家としても知られている。1999年『シェイクスピアの香り』などの著作活動について、「シェイクスピアの魅力を新たな角度から探求した業績を評価して」第7回山本安英賞を受賞。著書に『シェイクスピアの妻』『香りの力』『めぐりあい ――映画に生きた熊井啓との46年』(いずれも春秋社)、『シェイクスピアの香り』(東京書籍)、『愛のポプリ』(講談社)、『今にいきるシェイクスピア』(千早書房)、『「赤毛のアン」の人生ノート』(岩波現代文庫)、『ポプリテラピー』(河出書房新社)ほか多数。

「2021年 『いくつになっても、ラ・ヴィアン・ローズ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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