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本 ・本 (324ページ) / ISBN・EAN: 9784393932308
作品紹介・あらすじ
オペラ作曲家として大成功を収めた後は、美食家として贅を極めた料理やワインに余生を費やしたロッシーニ。その名前を冠する料理は数知れず、牛ヒレ肉のステーキにフォアグラのソテーとトリュフを載せた「トゥルヌド・ロッシーニ」をはじめ、「ロッシーニ風」といえば高級食材をふんだんに使った料理の代名詞にもなっている。
本書はそんな美食家(グルマン)としてのロッシーニと彼にまつわるさまざまな逸話や伝説の真相をひもとく。スタンダールやバルザックなど19世紀の名だたる文人たちに語り継がれた美食家ロッシーニの逸話から、様々なカリカチュアに描かれたロッシーニの姿や、ロッシーニの名前を冠する代表的料理の解説まで、ロッシーニと料理にかんするすべてを網羅した一冊。
『ロッシーニと料理』(透土社、発売:丸善 1993年、新版2000年)に、筆者がこの20年で収集したさまざまな情報を盛り込み、すべての逸話について、その初出までさかのぼってあらたな検証を加えた決定版。
感想・レビュー・書評
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食を中心としたロッシーニの伝記だった。
ロッシーニの手紙やら、彼をモチーフにした笑い話などか羅列されているが、正直、退屈である。 -
虚実定かならぬ美食の逸話の残る作曲家。
美食家としてのロッシーニの料理に関する逸話を一次資料に迫って根拠や真相を検証。伝記を残していないそうで、日記や手紙に残る個性を読み解く。
著者の力が入っているのはうかがえるが、その分微細に過ぎる感はあるので、軽く読む方が楽しめる。
トリュフやフォアグラ、ワインの歴史的逸話や扱われ方も興味深い。そこまでマカロニに拘りがないのだが、詰め物をしたマカロニのグラタンはそこまで違うモノだろうか?試してみたい気はする。 -
【本学OPACへのリンク☟】
https://opac123.tsuda.ac.jp/opac/volume/722744 -
女子栄養大学図書館OPAC▼https://opac.eiyo.ac.jp/detail?bbid=2000069010
著者プロフィール
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