アレクサンダー・テクニーク やりたいことを実現できる〈自分〉になる10のレッスン
- 春秋社 (2007年8月22日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (189ページ)
- / ISBN・EAN: 9784393935026
感想・レビュー・書評
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以前、インターネットのどこかで紹介されているのを見たことがあり、いつか学んでみたいと思っていたので、図書館で見かけたこの本を手に取った。
難しいことを書いてあるわけでもないのに、正直よく分からない。これは著者も本文中で繰り返し認めているところで、アレクサンダー・テクニークの真髄を文章で伝えるのは非常に難しいとのことだ。
入門としては良い本だと思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
脳と身体の密接な関係。それを意識すること。禅にも通じる考え方かもしれぬ。そんなアレクサンダー・テクニークの考え方を知るのに役立つ、良書。ただ、アレクサンダー・テクニークの実際は本では学びきれない、とも。鴻上尚史氏との対談付き。
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アレクサンダー・テクニークの本は、小野ひとみさん訳の『ピアニストならだれでも知っておきたいからだのこと』と『からだを解き放つアレクサンダー・テクニーク―体・心・魂が覚醒する』をすでに読みました。この二冊のほうが詳しいです。
鴻上尚史さんのお言葉をおかりします
「インヒビションとは、自分のクセに対して無自覚にすぐ、なんでもかんでもやってしまうのではなくて、一度行動を止めることで、自分のオートマチックに刷り込まれてしまっているクセというものに対して一度自由になろうとすること」 -
意識のスペースを作ること。
体の基本的な仕組みを知っておくこと。
今この瞬間の自分の意識と身体に意識を向けて、自分をコントロールすること。
興味深く読みました。
関連図書も読んでみたいです。 -
無意識にしていることを、改めて意識化する。
それが新鮮であり、面白い。 -
心身コントロール法、アレクサンダー・テクニークの入門書。このメソッドに関するものは芸術家をターゲットとした解説書が数多くあるが、本書ほど優しく説明されたものは珍しい。対話形式によってアレクサンダー・テクニークの導入部分を理解できる。
身体論的メソッドは、武術や禅を発祥とした東洋的なものが多い。アレクサンダー・テクニークは数少ない西洋発の心身コントロール法。とはいえ、その考え方や内容は禅やヨガに影響されていることを伺わせる。科学や思想もそうだが、人間が考えることの基礎はそれほど大きな違いがあるものではない。時代や状況によって若干の違いがあるものの、その必要性によって生まれてくる技術が行き着くところは、ほぼ一定であるように思う。
慎重かつ丁寧に心身と対話する。これが多くの心身メソッドの基本であり、アレクサンダー・テクニークでは特にそれを強調している。入門のさらに入門的な本書ではいわゆる「型」のようなものの解説はない。一応学習するうえでの定石はあるようであるが、そこから先は本格的な他著にあたる必要がある。本格的にアレクサンダー・テクニークに取り組むにしろそのつもりはないにしろその思想や方法論、とくに「インヒビション」と「ダイレクション」という概念について認識することは非常に有意義。これだけでも参考にすることで、各自が取り組んでいる分野の姿勢や行動に大きな変化があるはずである。
著者と鴻上尚史さんとの対談は、両者それぞれの芸術に対する考え方を披露している。音楽と演劇とのコントラストが出ていてとてもおもしろい。 -
自分のつかい方、アレクサンダーテクニーク入門、アレクサンダー・テクニークのなかで、読む入門書として一番わかりやすかったのはこれ。これ読んで、アレクサンダーテクニーク入門とYOUTUBEを見て、自分のつかい方をよむ、かな。
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アレクサンダー・テクニークのレッスンの様子を紙上体験できるようにした本。
アレクサンダー・テクニークの関連書籍に共通するジレンマは、どんなに巧みな説明や比喩であっても、実際のレッスン受講とは別物であるということ。
レッスン受講したうえで読み返すたびに、新たな発見があります。 -
心と体のバランスというキーワードで読んでみました。理屈はわかるけど、今一歩。実感を伴って理解できない。やっぱり言葉には限界があるのかな。
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やりたいこともろくにできない自分を成長させたい