バッハからの贈りもの

著者 : 鈴木雅明 加藤浩子

• 春秋社 (2002年8月1日発売)

作品紹介・あらすじ

名演奏家が明かす豊饒な大作曲家の風景。

感想・レビュー・書評

[osawatさんの感想 · 2022年10月30日]

ふむ

[are-coreさんの感想 · 2015年10月18日]

某ミッションスクールの創立記念の催しで、著者のオルガンの公開レッスンを聴講しました。著者のお話はＢＣＪの演奏そのままに歯切れ良く、解釈や分析は本当に楽しい！と言われたのが印象的でした。本書のオルガンについての部分もじかにお話が聞けました。
勇気を奮って本書にサインをお願いしたところ、「日付をいれておきましょうか」とご親切に書いてくださいました。
バッハを聞くと、職務熱心な父を思い出していましたが、その日付は遠方に住む父の命日となってしまいました。

[koochannさんの感想 · 2013年8月24日]

ﾊﾞｯﾊ･ｺﾚｷﾞｳﾑ･ｼﾞｬﾊﾟﾝ指揮者、オルガン奏者として世界から評価されている鈴木氏との対話で、鈴木氏は生き生きと楽しくバッハを語ってくれます。スピード感、フーガの奥深さが魅力だとのこと。バッハの魅力とともに鈴木氏の生々しい人間性が伝わる素晴らしい本でした。多くのカンタータ（147番中心）、受難曲、ロ短調ミサ、平均率クラヴィア曲集、フーガの技法、ゴールドベルク等の聞き処も音楽の初歩の知識しかない私でも理解でき、この本を片手に聞き直してみたいと思います。

[碧岡烏兎さんの感想 · 2005年5月19日]

烏兎の庭 第一部 書評 5.20.03
http://www5e.biglobe.ne.jp/~utouto/uto01/yoko/bachmony.html

著者プロフィール

指揮者、オルガニスト、チェンバリスト。1990年、バッハ・コレギウム・ジャパン（BCJ）を創設。東京と神戸での定期演奏会に加え、バッハのカンタータ全曲、オルガン、チェンバロ独奏作品など多数のCDを録音制作。欧米の主要なホール、音楽祭にも度々出演。紫綬褒章、ドイツ功労勲章功労十字小綬章、ライプツィヒ市「バッハ・メダル」等受章多数。神戸松蔭女子学院大学客員教授、東京藝術大学名誉教授、オランダ改革派神学大学名誉博士。

「2021年 『バッハ、神と人のはざまで』 で使われていた紹介文から引用しています。」