指先から感じる ドビュッシー

  • 春秋社
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (220ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784393937754

感想・レビュー・書評

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  • いづみこ先生はなに読んでもすばらしい。

  • 写真や楽譜を使ってドビュッシーの音楽をどう弾いていくか解説した本。ピアノ弾けないので作曲の背景とか文化を中心に読みましたが、CD聞きながら該当箇所を読んだらいろいろと腑に落ちそうな気がします。

  • ドビュッシーはどんな人だったかから始まり、好きだった絵、作家を紹介しながら、代表的な曲が作られた時の社会的背景と合わせてそのときドビュッシー自身がどんな状態だったのか、また題名に込められた意味、その曲の描く風景など時には裏話を挟んだりして楽しく読めます。そういうのを踏まえて、どういうふうに弾いたらよいか、指づかいぺダリングのことも曲ごとに書いてあったりして参考になりますが、如何せん私にはそんな技術はないので(;´∀`) 今は自分にとって初ドビュッシーであるアラベスク1番に取り組んでるから、文中の「ルバートさせすぎないで生々しく弾かないで、ちょっと距離を置いて装飾的に弾く」っていうのを頭に置いておこうと思います。

  • ドビュッシーのピアノ作品とその人物に深く追求した楽しい本です。

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著者プロフィール

ピアニスト・文筆家。安川加壽子、ピエール・バルビゼの両氏に師事。フランス国立マルセイユ音楽院卒。東京藝術大学大学院博士課程修了。学術博士。武満徹、矢代秋雄、八村義夫作品を集めたリサイタル『残酷なやさしさ』により平成元年度文化庁芸術祭賞。演奏と文筆を兼ねる存在として注目を集め、安川加壽子の評伝『翼のはえた指』で吉田秀和賞、『青柳瑞穂の生涯』で日本エッセイストクラブ賞、『六本指のゴルトベルク』で講談社エッセイ賞、CD『ロマンティック・ドビュッシー』でミュージックペンクラブ音楽賞。2020年、浜離宮朝日ホールにて演奏生活40周年記念公演を開催。テレビ朝日『題名のない音楽会』、NHK Eテレ『らららクラシック』、『ラ・フォル・ジュルネ音楽祭』『東京・春・音楽祭』等にも出演。日本演奏連盟理事、日本ショパン協会理事、養父市芸術監督。大阪音楽大学名誉教授、神戸女学院大学講師。

「2023年 『安川加壽子の発表会アルバム』 で使われていた紹介文から引用しています。」

青柳いづみこの作品

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