名曲を生みだした女性たち クラシック愛の名曲20選 CDブック (CD BOOK)

著者 : 加藤浩子

• 春秋社 (2007年7月21日発売)

感想・レビュー・書評

[goya626さんの感想 · 2020年4月1日]

バッハからドビュッシーまでの20人の作曲家に関わった女性を取り上げて、どう創作の力になったかを描いている。音楽に情熱を懸ける人たちだけあって、女性への情熱もなかなかなものである、というか、全員じゃないけど、恋多き、浮気性の作曲家も多くて、女の人もたまったもんじゃない。まあ、音楽家に限らず画家もそうだけど。ヤナーチェクの38歳年下の女性への恋には驚いた。ちゃんと相思相愛だしね。エルガーの不倫については初めて知ったけど、ちょっと失望したなあ。エルガーの音楽が好きだっただけにね。

著者プロフィール

監訳：慶應義塾大学講師。慶應義塾大学大学院修了（音楽学専攻）。在学中、インスブルック大学留学。執筆、講演、オペラ＆音楽ツアーの企画同行など多彩に活動。著書に『今夜はオペラ！』『ようこそオペラ！』、『黄金の翼＝ジュゼッペ・ヴェルディ』、『人生の午後に生きがいを奏でる家』、『さわりで覚えるオペラの名曲20選』『さわりで覚えるバッハの名曲25選』『バッハへの旅』『ヴェルディ』『オペラでわかるヨーロッパ史』他多数。最新刊は『音楽で楽しむ名画』（平凡社新書）。


「2017年 『マエストロ・バッティストーニの ぼくたちのクラシック音楽』 で使われていた紹介文から引用しています。」