屋根裏の散歩者 (江戸川乱歩文庫)

著者 :
  • 春陽堂書店
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本棚登録 : 524
レビュー : 37
  • Amazon.co.jp ・本 (231ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784394301042

感想・レビュー・書評

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  • 久々に乱歩の短編読んでみた。独特すぎてあんまし参考にならない。

  • 世の中全てに興味をなくした男、郷田三郎は、「趣味」で始めた屋根裏の散歩をするうちに、完全犯罪を思い付く。
    それは、成功するかに思われたが―。明智小五郎が活躍する、初期の作品。【志學館大学】ニックネーム:まめしば

  • 七編からなる短編集。 
    どれも秀逸。奇妙な世界、奇妙な性癖、だけれどもどこか共感もする。 
    推理小説、怪奇小説というよりも、より登場人物の心理、行動を徹底している作品。 
    古さはほとんど感じません。虫、がよかった。

  •  7作の短編集。
     表題作はもちろん、虫、目羅博士の不思議な犯罪、鏡地獄、押絵と旅する男など、秀逸な作品が勢ぞろい。
     
     江戸川乱歩の作品は色々なところから出ていますが、表紙の魅力では春陽堂が1番かと。

  • こののぞき見の禁断の感覚、いいよー。
    それでいて、ぴたっと屋根裏の穴から口に合うわけがないとか、
    合理性が顔をのぞかせるとこがぞわぞわくる。
    押し絵と旅する男のマジックリアリズム的描写もするっと入って来た。
    映像化もよかったです。
    宮崎真純の令嬢が…

  • 当時の探偵がいかに警察より上に見られていたかわかりますね。

  • なんかフェティッシュだ

  • 執念と狂気。
    ヒマやお金がありあまっていると人間ロクなことを考えない。。。
    明智さんは一編しか出てきません。

  • 乱歩の世界はすごい。猟奇的ってゆうの?でも芸術的?
    犯罪美学ってこうゆうのを言うのかな。

  •  屋根裏を動き回る散歩者は誰か。
     屋根裏から見える世界は、人々の秘密にしておきたかった世界。誰にも見られていない事が絶対条件だったのに、だのに。彼は覗いてしまった。それは甘く禁忌な世界。そんな折、彼はひとつの事件を思いついた。そうだ。この屋根裏を使って殺人をやってみよう。バレるはずがない。バレないだろう―――。
     しかし、彼は誤算をしていた。明智 小五郎が居たからだ。明智は、どのようにして彼の犯罪を暴いたのだろう。
     ご存知江戸川氏の小説。表題作の他六篇が入っている作品集。
     “押絵と旅をする男”、“虫”が中でもお気に入りです。妄執に取り憑かれた人間の心理描写はとても凄いと思いました。

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著者プロフィール

江戸川乱歩(えどがわ らんぽ)
1894年10月21日 - 1965年7月28日
日本を代表する小説家・推理作家。三重県生まれ。ペンネームの江戸川乱歩は、小説家エドガー・アラン・ポーに由来。早稲田大学で経済学を学びながらポーやドイルを読む。様々な職業を経験した後、大正12年、雑誌「新青年」に「二銭銅貨」でデビュー。昭和22年、探偵作家クラブ結成、初代会長に就任。昭和29年、乱歩賞を制定。昭和32年から雑誌「宝石」の編集に携わる。昭和38年、日本推理作家協会が認可され理事長に就任した。代表作に『D坂の殺人事件』、『陰獣』、『孤島の鬼』、『怪人二十面相』、『幻影城』、『探偵小説四十年』など。少年探偵団シリーズは絶大な人気を博した。

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