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Amazon.co.jp ・本 (212ページ) / ISBN・EAN: 9784394301073
感想・レビュー・書評
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電子図書館。
ちらほらと聞くタイトルで、どうも不気味な話らしい、ということで読むしかない。
夏目漱石の『こころ』同様、手紙での告白部分(としておきます)がかなりを占めている。タイトル通り人間椅子の話。座られる感触や、感情の昂りなどが妙に細かく、そこが気味悪さを増幅してる感じ。婦人が最後まで読みたくないけど読み進めてしまう、という描写がもうその作品を認めているようなものだなと感じた。
サクッと読めた。
本当に、創作?詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
なんというか、こんなに短くて読んでる側に感情を動かさせる短編ってなかなかなくないですか?
ワンアイデアの1手だけれど古くなりそうな部分って「手紙」だけだと思うんです
初めて読んだときは本当に衝撃だったなあ
是非革張りの椅子(高いけど)に座りながらのほほんと読んで欲しい作品です
青空文庫にもあるよ -
文豪作品を読みたいと思い、まず最初に手をつけたのが江戸川乱歩作品の本作でした。
短いお話なのでそこまでの期待値は正直ありませんでした。ですが、こんなに短い話なのにも関わらず、不快感や気味悪さ、ゾクゾク感が次々と襲ってくる。そんな話をはじめて読みました。手紙帳なのでとても読みやすく、スラスラと読めたプラス話が面白く読む手が止まらずに、すぐに読み切ることが出来た。
最後の展開を知るまで、とても気味悪く感じていたが、最後の展開で安堵、ホッとした。
また、この手紙の送り主は一体何がしたかったのか。不信感が拭いきれなかった。
こんなにも短い話で感情がコロコロ揺れ動く作品はすごい!読んでよかった✨
他の江戸川乱歩作品も読みたいと思う -
タイトルは知ってましたが初めて読みました。
江戸川乱歩作品で初めて読んだ作品が本作です!
手紙形式の告白文なので非常に読みやすくサクッと読み終わりました。
この短さでここまでの不快感と恐怖を覚えるとは夢にも思いませんでした。虫唾が走るような思いをしながらもページを捲る手が止まらないくらい結末を心待ちにしている自分にビックリ!!
この結末には安堵?なのか…
読後も手紙の送り主への不信感が拭い切れることはなかったです。 -
人間椅子 乱歩先生はタイトルの魔術師。暗くおぞましい欲望は、悲哀であると同時に華やぐような心躍る愉悦である。重たげな天鵞絨の緞帳を開き、誰もが胸に秘めている秘密を幻燈の如く描き出してくれたことこそが、乱歩が時を経てなお愛される所以ではないか。
表紙はこの春陽堂文庫に限る。新しい版になっても絵は変えないでくれて嬉しかったな。 -
(収録作品)双生児/人でなしの恋/幽霊/指輪/木馬は廻る/夢遊病者の死/毒草/お勢登場/人間椅子/灰神楽
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椅子の中で感じる愛しい人の重みと温もり。。
凶愛だけど彼にとっては純愛。。 -
人間椅子はやはりゾクゾクしました。
人気があるのが納得できます。
他短編も次を読み進めたくなるような、
魅力的で怪しい怖さ漂うものでした。
特に、お勢登場、毒草、人でなしの恋はすごくよかったです。 -
人間椅子
手紙であり恐怖をかもし出している。その後実際に座ったような記述、最後には手紙は物語だと記している。うまい、これに、あまい。
お登勢
怖い話。でも今ではありえないことは、行李に入れない、入れ物が今ではない。
双生児
アイデアは面白かった。これも、こんなことは、ありえるのかな?隙がありそうで巧妙だ。
灰神楽
家の中が今とはかけ離れている。想像すらできない。時が過ぎて思いは同じでも、周りの状況が変わった。
指輪
コントか?芝居か?
幽霊
明智小五郎が出てくる短編である。短編なのでタネも簡単なのだろう。
人でなしの恋
名人人形師立木
文楽の浄瑠璃人形 安本亀八
雛人形段飾り 入れ物はなんだ。
人形に恋してしまった男の話。人間の女とでも、男は機能する。心が無いのか?人形の変わらぬ美しさに魅せられたのか?人形の死は壊れることではないはず。
人形に自分を投影できないこと、強いて言えば自分の問題である。成長して大きくなった。 -
収録されている短篇『人でなしの恋』を読まなければ今の自分はいなかったのではないかと思われる。また、これに限ったことではなく乱歩先生はとにかくタイトルのつけ方がすごく好き。
短編集なのでちょっとしたときに読みやすい座右の書。 -
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江戸川乱歩の入り口
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フェチの極地。
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面白い。
最初、昔の口調で読みにくいなあと思ったけど
明確に頭の中で想像ができたし、
割とすぐに慣れた。
私は人間椅子、お勢登場、夢遊病患者の死、
幽霊、人でなしの恋
が、特に面白かった。 -
思慮の浅い人間の失敗をよく知ることができた。
勘違いで死んでしまった彦太郎や嫉妬に身を任せ夫を死なせた女、嘘ついて結局ばれた拳銃殺人犯など。 -
妄想膨らんでたから、
なんやこれで終わりかって思った。
でも、乱歩の変態の話しは
すごいよ(^-^)/ -
春陽堂から大正時代に刊行された江戸川乱歩短編集を文庫で復刊したものです。本短編集には、"人間椅子(1925)""お勢登場(1926)""毒草(1926)""双生児(1924)""夢遊病者の死(1925)""灰神楽(1926)""木馬は廻る(1926)""指環(1925)"、"幽霊(1925)"、"人でなしの恋(1926)"の10篇を収録。江戸川乱歩を代表する作品が多く収録されている本巻ですが、やはり"人間椅子"を読んでいる時のゾクゾクとする感じは何度読んでも最高です(結末を知っているんですがね)。
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初めての江戸川乱歩。開高健がエッセイで、子どもの頃、親に隠れて読みふけったと書いていたのとがきっかけで。
例えるならば「世にも奇妙なものがたり」みたいな、恐ろしさだなーと感じた。 -
レトロな印象
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