白髪鬼 新装 (江戸川乱歩文庫)

著者 :
  • 春陽堂書店
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本棚登録 : 207
感想 : 16
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  • Amazon.co.jp ・本 (190ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784394301172

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  • マリー・コレリの小説『ヴェンデッタ』を基にした黒岩涙香の翻案小説を更に江戸川乱歩がリライトした作品。主人公が妻とその浮気相手の親友に復讐する話で、常に犯罪者の暗さが漂っていて雰囲気があります。ラストはなかなか強烈なインパクトですが、妻への復讐は意外とあっさりしていてやや物足りなさが残ります。

  • 人の執着は恐ろしい。

  • キャラクター探偵の出てこないミステリーはやはり面白い!
    それも復讐譚ならなおさらのこと。

    読んできた乱歩作品の中でかなり上位の好み。

  • 乱歩は短編の方が好きだ。
    長編は言い回しがくどい。

    復讐劇で、まぁ乱歩なら
    書きそうな感じだが、
    やはり面白い。
    しかし今まで読んだ
    乱歩の中では普通。

  • 復讐ものが好きなので、変な言い方だけど読んでて楽しかった。
    精神的な苦しみも、物理的な苦しみも、やっぱり乱歩先生が書く文章は読んでいてるだけでも息が苦しくなってくる。

  • えぐい。さすが。
    視点を変えて、話を書いても面白いかも。

    最後の最後の締めはちょっと。。
    自分としては逆のスタンスの方がよかったかな。

  • #金曜会 岡本綺堂「白髪鬼」読んだ。携帯だから感想だけを。執着した男が離れていく気配で狂心したとしたら、伊佐子さんが一番怖いけど、真相は明らかにされない。こういう曖昧放置な話は結構好きだ。思考や気持ちの動きは理屈で説明しきれない。自分についてでも

  • 追い詰めていく感じがゾクゾクする。
    復讐は何もうまねー。

  • 乱歩にどっぷり中。

    目覚めるシーンと押し潰すシーン
    こっ怖いよう(涙)

  • 乱歩の作品で一番好き。

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著者プロフィール

1894(明治27)—1965(昭和40)。三重県名張町出身。本名は平井太郎。
大正から昭和にかけて活躍。主に推理小説を得意とし、日本の探偵小説界に多大な影響を与えた。
あの有名な怪人二十面相や明智小五郎も乱歩が生みだしたキャラクターである。
主な小説に『陰獣』『押絵と旅する男』、評論に『幻影城』などがある。

「2023年 『江戸川乱歩 大活字本シリーズ 全巻セット』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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