- Amazon.co.jp ・本 (190ページ)
- / ISBN・EAN: 9784394301172
感想・レビュー・書評
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マリー・コレリの小説『ヴェンデッタ』を基にした黒岩涙香の翻案小説を更に江戸川乱歩がリライトした作品。主人公が妻とその浮気相手の親友に復讐する話で、常に犯罪者の暗さが漂っていて雰囲気があります。ラストはなかなか強烈なインパクトですが、妻への復讐は意外とあっさりしていてやや物足りなさが残ります。
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人の執着は恐ろしい。
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乱歩は短編の方が好きだ。
長編は言い回しがくどい。
復讐劇で、まぁ乱歩なら
書きそうな感じだが、
やはり面白い。
しかし今まで読んだ
乱歩の中では普通。 -
#金曜会 岡本綺堂「白髪鬼」読んだ。携帯だから感想だけを。執着した男が離れていく気配で狂心したとしたら、伊佐子さんが一番怖いけど、真相は明らかにされない。こういう曖昧放置な話は結構好きだ。思考や気持ちの動きは理屈で説明しきれない。自分についてでも
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追い詰めていく感じがゾクゾクする。
復讐は何もうまねー。 -
乱歩にどっぷり中。
目覚めるシーンと押し潰すシーン
こっ怖いよう(涙) -
乱歩の作品で一番好き。