十字路,盲獣 新装 (江戸川乱歩文庫)

著者 :
  • 春陽堂書店
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (332ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784394301301

感想・レビュー・書評

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  • 長編「十字路」と「盲獣」を収録。

  • 2015年9月20日に開催された第1回ビブリオバトル全国大会inいこまで発表された本です。予選B会場発表本。

  • 十字路
    一個の嘘を隠すために嘘を重ねていくあの肝が冷える感覚をここまで味わえるとは思わなかった。読んでてすごくドキドキした。

    盲獣
    面白くないとは言わないけど…すくなくとも大内麗子さんのトリックを簡単なやつでもいいから記載してほしかったなー。
    本人も冗長になり過ぎってことを書いていたけど、大内麗子さんの件をサッパリさせていたらもっと好きな作品になったと思う。終わり方は今までのと少し違っててそれはそれでよかったかな。

  • 伊勢商事社長・伊勢省吾は狂信信者である妻・友子を
    嫌い、秘書・沖晴美と恋愛関係にあった。
    省吾は友子を絞殺し、車で遺体を運ぶことにしたが、
    十字路で思わぬ事故に遭ってしまい・・・


    『十字路』は現代風に書き換えたドラマで見たことあります。
    その時は江戸川乱歩のこのお話しを知らずに見てたのですが、
    えらく印象に残ってたみたいで、読んだ時にフッと思い出しました。

    他『盲獣』を含む、長編と中編集になっております。

  • その他の収録作品:<br>
    盲獣

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著者プロフィール

1894(明治27)—1965(昭和40)。三重県名張町出身。本名は平井太郎。
大正から昭和にかけて活躍。主に推理小説を得意とし、日本の探偵小説界に多大な影響を与えた。
あの有名な怪人二十面相や明智小五郎も乱歩が生みだしたキャラクターである。
主な小説に『陰獣』『押絵と旅する男』、評論に『幻影城』などがある。

「2023年 『江戸川乱歩 大活字本シリーズ 全巻セット』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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