- Amazon.co.jp ・本 (177ページ)
- / ISBN・EAN: 9784394700012
感想・レビュー・書評
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凡庸の中の非凡、か
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「うしろすがたのしぐれてゆくか」
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「あるけばきんぽうげすわればきんぽうげ」
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「あるけば草の実すわれば草の実」詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
チャールズ・ブコウスキー?
山頭火の勝ちだな
来歴・表現の美しさ
こんな風に生きられるんですね -
漂泊の中での自然スケッチ。自由律による叙景。自由律俳句は本当に俳句なのだろうか。喚起される心象は確かに俳句的なのだが。放哉よりも自由だが、放哉より切羽詰っては居ないように感じる。
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「分け入つても分け入つても青い山」<br>
「しぐるるや死なないでゐる」<br>
「酔うてこおろぎと寝てゐたよ」<br><br>
ときどき思い出してページをめくってみる一冊。<br>
読むたびに沁み方が違います。例えば<br>
「蜘蛛は網張る私は私を肯定する」<br>
これ、今まで完全に見落としてました。敢えてこんな句を詠んだ山頭火の葛藤の深さやいかに。今まで何を読んでいたんだか。
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さらっと読み飛ばしてしまいました。私にはまだ早すぎるのかなぁ。実読時間20分。もっとちゃんと読まないとだめ?
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「さてどちらへ行かう風がふく」
「雪ふる一人一人ゆく」
「山あれば山を観る
雨の日は雨を聴く
春夏秋冬
あしたもよろし
ゆうべもよろし」
1、3巻あり。 -
種田 山頭火 / 春陽堂書店 (1989/04)