山頭火句集 (山頭火文庫)

著者 :
制作 : 村上 護 
  • 春陽堂書店
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本棚登録 : 27
レビュー : 3
  • Amazon.co.jp ・本 (489ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784394700548

感想・レビュー・書評

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  • 【内容】
    短文の美、もののあはれ。
    ぽつんとした切なさ、寂しさがぎっしりと詰まっています。
    情趣を重んじる、悠然とした人にお薦めします。

    【類別】
    俳句集。
    特に自由律。有季定型、新傾向も一部。

    【表現】
    初期のものはやや読み難いです。

  • 自由主義をうたう、いかなる思想家よりも
    山頭火は、はるかに信用できる
    というのも
    かれが、自由であるということにまつわる
    あらゆる無惨、あらゆる孤独を
    その一身にひきうけているからである

  • いかなる理由をもってしても肯定ならざる生き様だが・・・・
    世間のしがらみを断ち乞食に行しても、己というものに勝てない。残ったのは「アルコール中毒」
    「咳がやまない背中をたたく手がない」
    「濁れる水の流れつつ澄む」
    「柱いつぽんをのぼりつくだりつ蟻のまいにち」

    なにげにしみじとした句がある

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著者プロフィール

種田正一(たねだ しょういち)
1882年12月3日 - 1940年10月11日
山口県出身。旧制山口中学(現・山口県立山口高等学校)から早稲田大学文学部に入学するが、神経衰弱のため中退。10代中頃から俳句に親しみ、28歳ごろから“山頭火”を名乗り始める。家族および自身の悲劇的な出来事の後、禅僧となる。1925年から西日本を中心に托鉢僧として旅する。句作を続け、旅先から俳句誌に投稿した。自由律俳句のもっとも著名な俳人のひとりと称される。

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