屋根裏の散歩者 復刻版 (創作探偵小説集)

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  • 春陽堂書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (287ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784394901327

感想・レビュー・書評

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  • 全編に漂う怪奇とエログロナンセンス。
    読んでいるとどうしても夢野久作あたりと比べてしまう。
    どっちが良いというわけでもないが、
    乱歩の方が不気味さをより感じられる。

    「百面相役者」は結末をどう解釈するか悩むが、
    それがまたどきどきさせられるのだ。
    「踊る一寸法師」「毒草」はこの時代の世相というか、
    陰の部分を感じさせられてしまう。

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著者プロフィール

1894(明治27)—1965(昭和40)。三重県名張町出身。本名は平井太郎。
大正から昭和にかけて活躍。主に推理小説を得意とし、日本の探偵小説界に多大な影響を与えた。
あの有名な怪人二十面相や明智小五郎も乱歩が生みだしたキャラクターである。
主な小説に『陰獣』『押絵と旅する男』、評論に『幻影城』などがある。

「2023年 『江戸川乱歩 大活字本シリーズ 全巻セット』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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