漢方に恋して

著者 :
  • 春陽堂書店
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784394902959

作品紹介・あらすじ

おんなのからだは7年周期。漢方と出合い、きれいになった7人の物語。中医師・幸井俊高の新境地、書き下ろし漢方小説。

感想・レビュー・書評

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  • 症状を一刻も早く止めるためにピンポイントで薬を処置する西洋医学とは違い、緩やかだけれど体の内側から症状が出にくい体質に変えることを目指す漢方。
    毎日自分の体調を見つめ、生活習慣の改善をはかったりすることの大切さに気づく。
    毎日の少しずつの積み重ねが結果を出すことは、何事にも繋がることかと思う。
    漢方にも興味を持てる内容。

  • 小説としてではなく、漢方についての取っ掛かりとして評価。女性の体の変化を七年周期で捉えることは知っていましたが、さらに「補捨流調」という漢方の基本的な考え方をアトピーや不妊といった具体的な悩みと絡めて教えてくれます。
     自然な衰えはあっても、不調に対して根本的な体質改善を目指す漢方の考え方は個人的に好ましい。ただ、気軽に不調を相談できる蓮実先生のような存在に出会うのが一番ムズカシイのだよ…

  • 『黄帝内経』に女性は7年周期で体質が変わると書かれている漢方の考え方を基に書かれた7作の短編集。
    大まかには知っていた病気に対する西洋医学の見方と東洋医学の見方の違いをしっかりと知れました。
    漢方による体質改善、詳しく知りたくなりました。

  • 幅広く活動していることに驚く
    とても勢力的だなあ
    黄帝内経によると女は7年ごと、男は8年ごとに節目がある
    なんだか、男の方がいつまでも若さを保てるような書き方だけれど
    女の方が長生きなんだよね

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著者プロフィール

東京・帝国ホテルプラザ内「幸福薬局」代表、中医師。東京大学薬学部、中国・国立北京中医薬大学卒業。アメリカ・ジョージワシントン大学経営大学院修了。『舌をみれば病気がわかる』など漢方に関する著書も多数。

「2022年 『舌をみれば病気がわかる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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