金と銀 (春陽文庫 探偵小説篇)

  • 春陽堂書店 (2025年1月29日発売)
3.50
  • (0)
  • (3)
  • (3)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 99
感想 : 2
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・本 (484ページ) / ISBN・EAN: 9784394980148

作品紹介・あらすじ

ああ日本にもこういう作家がいたのか、
これなら日本の小説だって好きになれるぞと、
殆んど狂気したのであった。

江戸川乱歩(作家)


文豪が大正期に書いた珠玉の探偵小説選!

能才は銀、天才は金、芸術家の犯罪!


現在探偵作家と呼ばれているひとびとのうち、戦前派に属する作家たちの大部分が、いろいろな意味で谷崎先生の文学の影響を、ひじょうに大きくうけていることは否定できないようだが、とりわけわたしはそれがひどいようである。 では、谷崎先生の文学のどういうところがわれわれにとって魅力なのか。それはおよそ非現実的なケースを、巧妙に現実化して描出される、その魔術師ともいうべき手腕と霊筆である。 

横溝正史
(「谷崎先生と日本探偵小説」より)

あらすじ
「……けれども僕だっても道徳家であるよりは芸術家でありたいのだ。たとい君のような人間になっても、いい芸術が作れるならば作って見たいのだ」天才的な素質の画家・青野を殺すことによって、「銀」から「金」の存在となろうとする大川の姿を描く「金と銀」ほか、「AとBの話」「友田と松永の話」「青塚氏の話」「或る少年の怯れ」の全5編。ほかに藤田宜永「一級品の探偵小説」も収録。 解説・日下三蔵

装画・横尾忠則 装丁・柳川貴代

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 金色のウイスキー、青いライオン: 金と銀/谷崎 潤一郎(2015年7月11日)
    https://gold-blue-lion-by-shirayukimaru.blogspot.com/2015/07/blog-post_11.html

    谷崎潤一郎の『金と銀』を読む 鰻飯ではなかった|小林十之助(2022年4月2日)
    https://note.com/kobachou/n/n915d7761893f

    【春陽文庫】金と銀|谷崎潤一郎 文豪が大正期に書いた珠玉の探偵小説選!
    https://www.shunyodo.co.jp/shopdetail/000000000935/

  • 私の好きな「谷崎潤一郎の美しい世界」みたいなのはこれにはあまり感じなかったけれど、すべての作品が面白くて出てくる女性は例外なく「谷崎潤一郎が好きな魅力的な女性」だったと思う。

    近代の「探偵小説」とは違うと思うけどグッと引き込まれて良かったです。

全2件中 1 - 2件を表示

著者プロフィール

1886年(明治19年)〜1965年(昭和40年)。東京・日本橋生まれ。明治末期から昭和中期まで、戦中・戦後の一時期を除き執筆活動を続け、国内外でその作品の芸術性が高い評価を得た。主な作品に「刺青」「痴人の愛」「春琴抄」「細雪」など、傑作を多く残している。

「2024年 『谷崎潤一郎 大活字本シリーズ 全巻セット』 で使われていた紹介文から引用しています。」

谷崎潤一郎の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×