一芸を究めない

著者 : 藤井青銅

• 春陽堂書店 (2022年5月27日発売)

作品紹介・あらすじ

オードリー、伊集院光、ウッチャンナンチャン、大瀧詠一…時代を彩る才能と仕事する現役ベテラン放送作家による悩まないための処世術！

■新人……「苦労は買ってでもせよ」は本当か？
■人脈……すべては「人」から始まる
■企画……思いつきは無茶でいい　ほか

【登場する主な人びと】
星新一／ドン上野／キャンディーズ／向井勉／チェ・ひろし／瀬戸朝香／松田聖子／柳家花緑／ナガオカケンメイ／エドツワキ／亀渕昭信／オードリー／ウッチャンナンチャン／デーモン閣下／小林信彦／横山やすし／いっこく堂／加山雄三／宝田明／谷村新司／吉川晃司／ビビる大木／劇団ひとり／伊集院光／爆笑問題／天地総子／豊田行二／藤村俊二／ウイリー沖山／森山良子／大瀧詠一／横田順彌　ほか（順序不同・敬称略）

大ヒットの近くには人生のヒントとコントが詰まっている。
一芸を究めてもよし、究めなくてもよし。

感想・レビュー・書評

[りかさんの感想 · 2023年2月23日]

みんながくだらないと思うことに賭けられることが才能であるように思える。
一芸を極めずに、寄り道して、そして面白そうを追いかける。
そこには自分の足りなさを自覚することが強みになっている。
オードリーのラジオ企画もまさにくだらないから面白いだと思う。

著者プロフィール

23歳の時、第1回「星新一ショートショート・コンテスト」入賞を機に作家・脚本家・放送作家としての活動に入る。ライトノベルの源流とも呼ばれる『死人にシナチク』シリーズなどの小説のほか、数百本のラジオドラマを執筆。「バーチャル・アイドル」芳賀ゆいの仕掛けや、腹話術師・いっこく堂のプロデュースを手掛けるなど、メディアでの活動は多岐にわたる。最近では、落語家・柳家花緑に47都道府県のご当地新作落語を提供している。

「2021年 『一千一ギガ物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」