日本の都市空間

  • 彰国社
4.06
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本棚登録 : 104
レビュー : 5
  • Amazon.co.jp ・本 (185ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784395000500

作品紹介・あらすじ

参考文献: 170-184p

感想・レビュー・書評

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  • 【社会基盤学科】
    ベストリーダー2018
    第9位

    【建築学科】
    ベストリーダー2018
    第7位

    東京大学にある本はこちら
    https://opac.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/opac/opac_details/?bibid=2000003939

  • 世界における都市デザインの系譜を示した後、シンボルとモデルによるデザインが実は日本の文化において古来より行われていたのである、といった主張から始まり、日本文化の解析、都市形態の構成の読解、オブジェクトの作用などが紹介され、それらの具体的運用例が示されている。

    事例それぞれについての論考がとても興味深く、それを読んでいるだけで楽しい。現代において未だに版を重ね、必読書として名を挙げられるのも頷ける。

    urbanismというふうに都市計画が巨視的な社会現象として捉えられている現代において都市デザインが実際の都市に調和的に発現するためには、人々の間での都市像における共感覚、共通の都市のイメージを持つことが不可欠である。特に日本は都市像が著しく欠落していると評され、その結果として雑多な都市が生まれているとも言われている。
    この本で行われているように地域性を解釈し、一般的に用いられている理論と結合するという営みは、建築やデザインの理論とそれの実際的な運用における手法およびその共有との二つの事柄について橋渡しを行うものであると考えられる。現代の日本にこそ必要な一冊であるとも言える。

  • P66 都市を考える時に「しばい」に比喩を借りるのはわかりやすい方法である。
    座:空間を表す、舞台、花道、大道具、小道具が形成する空間(座を持たせる、座敷、歌舞伎座)
    演技:人物、動物、駕籠等が登場し、演じ、退場する
    効果:舞台に表情と気配を与える、雪、風、光、物音等
    P70 区切ることによっていっそう結びつきが強くなる

  • ブックオフ小禄店に1750円であり。

  • 日本の都市空間の、形成の原理構成の技法、要素の作用などのテーマについて、それぞれいくつかのキーワードをあげ論考している。日本の空間において人が無意識下でなんとなく知覚しているようこと(例えば間という概念。説明はしにくいがどんなものかのイメージはわく)がしっかりと語られていて非常に読みごたえがある。日本の空間をしるためには読んでおくべき本かも。

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